『高齢者の社会参加/愛のりくん/駅前開発』    (清水みき枝)

2024年02月29日

R6年三月定例会
1.高齢者が住み慣れた地域で安心して生き生きと暮らせる地域づくりについて
(1)生活支援体制整備事業について
①高齢者が社会参加できる仕組みで、小諸市が行っていることは何か
②高齢者が活躍できる場づくりとして、地域資源とニーズのマッチングが必要だが、どのような取組をしていくのか
③市民向け就活セミナーの参加状況がどうか。また、就活相談ダイヤルの利用状況はどうか
2.安心して快適に暮らせるまちについて
(1)予約制相乗りタクシー「こもろ愛のりくん」の利用について
①高齢者や、通院・買い物弱者への対応についてはどうか
②夕方駅送迎便試験運転を行っているが、市のコミュニティ交通の基本として今後どのような運行を考えているのか
(2)駅前空間の利用について
①駅前広場社会実験後、市民の反応はどうか
②今後どのように取り組んでいくのか
3.広報公聴事業について
(1)防災情報にも係わる「小諸市のLINE」の活用についてです
①登録者数を増やす取組にはどのようなものがあるのか
②働き盛り世代への登録啓発のために、イベント情報や「こもろ愛のりくん」の予約等もできるようにするのはどうか

○議長(丸山正昭議員)

  次に、一括質問、一括答弁方式により、1番、清水みき枝議員の質問を許します。

  1番、清水みき枝議員。

〔1番 清水みき枝議員 質問席〕

○1番(清水みき枝議員)

  議員番号1番、幸笑みらい、清水みき枝です。

  皆さんこんにちは。午後の1番ですので、議員の目がぱっちり開きますように頑張っていきたいと思います。

  よろしくお願いします。

  通告に従いまして、一括質問、一括答弁方式にて質問させていただきます。

  最初に、今年のはじまりにおきました能登半島地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された皆様へお見舞申し上げます。

  12月末、私は防災士の合格通知をもらってから、すぐにまさかこんなことになろうとは思っておりませんでした。

  今回同僚議員から、防災について、一般質問が多く出ておりますので、市長からも喉元過ぎれば熱さを忘れるという答弁があったように、あの揺れが体感にあるうちにと、私も危機感をもって今回は、高齢者の地域活動と情報共有という視点から防災を考えた内容と、こういった内容を含ませていただいて、質問させていただきます。

  議席をいただいて1年が経ち、5回目の一般質問になります。介護福祉士として働きながら活動しておりますので、初心に戻り、介護高齢者に係わる内容になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

  件名1、高齢者が住み慣れた地域で安心して生き生きと暮らせる地域づくりについて。

  要旨1、生活支援体制整備事業について。

  質問事項①高齢者が社会参加できる仕組みで、小諸市が行っていることは何か。

  質問事項②高齢者が活躍できる場づくりとして、地域資源とニーズのマッチングが必要だが、どのような取組をしていくのか。

  質問事項③市民向け就活セミナーの参加状況がどうか。また、就活相談ダイヤルの利用状況はどうか。

  お伺いいたします。

○議長(丸山正昭議員)

  答弁求めます。

  市長。

〔市長 小泉俊博君 答弁席〕

○市長(小泉俊博君)

  議席番号1番、清水みき枝議員の質問に対して答弁をいたします。

  件名1、高齢者が住み慣れた地域で安心して生き生きと暮らせる地域づくりについて。

  要旨(1)生活支援体制整備事業について。

  質問事項①高齢者が社会参加できる仕組みで、小諸市が行っていることは何か、答弁をいたします。

  本市は現在、市民の3人に1人が65歳以上という時代を迎え、今後もさらに高齢化が進んでいくものと思います。

  このように、高齢者人口の増加が見込まれる中、高齢者が社会参加できる環境整備は重要となっております。

  市はこれまで、地域の通いの場として小諸市社会福祉協議会に委託し、各地区で健康達人区らぶを開催しており、引き続き、地域の通いの場として各地区に広めていきたいと考えております。

  また、令和3年にこもテラスへ、それまでの糠塚園の機能を移転し、開設した高齢者福祉センターこもれびでは、入浴施設の利用のほか介護予防教室など、社会参加の場を提供しております。こもテラスは市内全域からアクセスしやすいことから、お出かけ65・75チケットを配布するなど、愛のりくんの利用により引き続き利用促進を図っていきたいと考えております。

  一方で、こうした地域の通いの場などに行きたくても行かれない方の移動手段が課題となっていることから、公共交通によらない地域の中でできる移動支援についても本格的に取り組み、高齢者が社会参加できる環境整備を進めてまいります。

  次に、質問事項②高齢者が活躍できる場づくりとして、地域資源とニーズのマッチングが必要だが、どのような取組をしていくのか答弁をいたします。

  高齢者ができるだけ長い期間を元気で過ごせることは、地域社会にとっても大事なことであると考えております。高齢者が活躍できる場づくりとしましては、就労支援やボランティアポイント制度の活用といったことを考えております。

  就労支援につきましては、介護分野の人材不足の解消となるよう、市内介護事業者に対し、令和6年度から開設する市独自の求人マッチングサイト信州小諸ジョブセンターへの登録を呼び掛けております。

  また、ボランティアポイントにつきましては、実現に向けて様々な課題もあることから、引き続き情報収集を進めながら手法等について研究する必要があると考えております。

  一方で、より現実的な取組を模索する中、小諸市社会福祉協議会の生活支援コーディネーターが令和4年度末に市内のボランティア団体などを対象に、マッチングのための様々な情報について、聞き取り調査を行いました。その結果、活動したい元気高齢者が地域に存在していること、元気高齢者が活動できる場所があることが明らかとなったことから、高齢者が集まりそうな直売所や金融機関、公共施設などにチラシを配布し、高齢者持つ特技や経験を広く募集いたしました。

  残念ながらチラシ配布の効果が見られず、成果には結びついておりませんが、アプローチの方法等を工夫しながら、引き続き生活支援コーディネーターが中心となり、高齢者が活躍できる場、必要とされる作業や場面とのマッチングを進めてまいります。

  本市における元気高齢者の社会参加、地域づくりへの参画を促進する仕組みにつきましては、ボランティアポイントなどの制度としてというよりは、個々のニーズに対するマッチングという観点から研究していきたいと考えております。今後は、福祉分野に留まらない地域のさまざまな関係者による協議体(地域ケア推進会議)を通じて幅広く議論していければと考えております。

  続きまして、質問事項③市民向け終活セミナーの参加状況はどうか、また終活相談ダイヤルの利用状況はどうか答弁をいたします。

  全ての人が最後まで自分らしく人生を全うできることを目指し、本市は令和5年3月に、株式会社鎌倉新書と終活に係る業務の支援に関する協定を締結し、今年度から事業を進めてまいりました。

  協定の内容は3つございまして、1つ目はエンディングノートや終活べんり帳といった冊子の提供、2つ目は、終活関連の講座の提供、3つ目は、鎌倉新書のコールセンタースタッフが市民や職員からの多様な相談に応じる終活相談ダイヤルの提供となります。

  ご質問内容の市民向け終活セミナーの参加状況でありますが、今年度は3回のセミナーを開催しております。

  1回目のセミナーは、はじめての終活講座と題した講演を7月に開催し、108名の方にご参加いただきました。

  2回目は、アンケートへの回答で関心が寄せられていた介護相談会をメインにしたセミナーとして、動画の視聴、市内介護事業所との相談会や、施設のパンフレットの提供といった内容で、11月に開催し、約50名の方に参加いただきました。

  3回目のセミナーは、持ち物の整理講座と題した講演を1月に開催し、55名の方にご参加いただくなど、いずれの会も好評でしたので、今後も皆様の関心が高い分野を中心にセミナーを計画していきたいと考えております。

  次に、終活相談ダイヤルの利用状況でありますが、2月15日現在、市民の利用は12件となっております。主な相談内容は、一人暮らしの方の身元保証、お墓の管理、相続といった内容でございます。

  本市は、終活を長くなった高齢期を最後まで自分らしく過ごすための活動と考えておりますので、高齢者の皆様が高齢期を前向きにとらえ、安心して過ごすことができるよう、今後も事業を進めてまいります。

  件名1については、本席からは以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  再質問、清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  一通り答弁いただきましたので順次再質問させていただきます。

  まず質問事項①に関してですが、地域の通いの場達人区らぶへの参加とありましたが、こちらコロナ禍中からそれを経まして、今現在の参加推移はどのようになっておりますか。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  お答えいたします。

  健康達人区らぶの参加推移につきましては、コロナ禍前となる令和元年度においては、市内66区で523回で開催し、延べ参加者は8,010人という状況でございました。

  その後、コロナ禍に入りまして、令和2年度では、62区、188回開催し、延べ参加者2,372人。令和3年度では56区で257回開催し、延べ参加者が3,220人。令和4年度では60区で339回開催し、延べ参加者が4,229人。そして、5類に移行された令和5年度では見込みではございますが、66区で600回の開催、延べ参加者7,130人を見込んでおり、回数、参加者ともコロナ禍前に戻りつつある状況にございます。

  以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  細かな数字ありがとうございます。

  コロナ禍を経て数字が元に戻ってきたということはとてもよいことだと思います。66区から減っていった数をちょっと聞いてびっくりしましたが、また66区開催ということに戻っていることで、地域の区のほうでも活性化がみられると思います。

  達人区らぶが通いの場ということで、なかなか人数が固定されてきているというような話も聞きます。こういった中では、おうちから出にくい方というのがいらっしゃるんだなというふうにも感じておりますし、また、先ほど答弁にもありましたこもれびのほうへの参加をされている方というのも増えているということも聞きます。

  こちら糠塚園から移転したこもれびに関してですが、今回3月の広報こもろのほうでも元気なシオカワさん102歳のシオカワさんのお顔がどんと出ているだけでも私たちがすごく元気をもらいまして、特集のほうにもこもれびの件ですとか、高齢者支援に関して特集していただきまして、本当に私のために特集してくれたんじゃないかと思うぐらいそんな私には広報こもろは届いていないんですけれども、しっかりダウンロードして見させていただきました。

  その中のこもれびに関してなんですけれども、糠塚園のほうからこちら駅前真ん中のほうにきたということで、参加者の地域ですとか人数変わってきていると思いますが、また、コロナ禍を経て人数の推移はどうか教えてください。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  こもれびにつきましては、糠塚園のほうから移転させていただいた状況でございますが、参加者のちょっと地域性とかについては統計等とっておりませんので把握できておりません。また、人数の  コロナ禍で大分人数減りまして、一時期よりは   状況にありましたが回復しつつあるという状況でございます。ちょっとすいません、最終的人数今使用状況については  ちょっとつかんでおりませんので、  できませんがよろしくお願いいたします。

  入浴のほうも再開しておりますので、これを知っていただく高齢者も増えてきているという状況でございます以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  分かりました。

  各自治区の地域のほうへの参加したい気持ちがあるんだけれども、いつやっているか分からないといったそういったご意見をたくさん耳にします。情報はどこにあるのか、掲示板にも貼っていなくて分からないとか、仲がよい方が亡くなってしまって行きづらくなってしまった、友達が実はいなくて行きにくいなど、コミュニケーションが取れていないような状況も感じることもあります。

  先ほど市長の答弁のほうにも地域の中での移動ということを考えているということもありましたが、その地域の場所へ行けない方、行かない人へのケアなどは何か考えていますでしょうか。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  多様のこの移動に関する課題は、以前からありまして、今現在この課題についてどういう取組をしていくのかということを検討しているところでございます。

  地域行けない方のケアということでございますが、  達人区らぶ以外にもふれあい教室であったり、地域の活動がございますので、そういったところへご参加いただくようにしていくような取組が必要ではないかと感じております。

  以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  地域の活動の参加、そうですね私も地元大杭のほうの総会などに参加して感じたことなんですけれども、どうも難聴の方が多いようで、区長がすごく一生懸命大きな声を出してみんなに届くように、もちろんマイクもあるんですけれども、1本しかないので、質問への応対でマイクが使えなかったりですとか、だんだんそれが自分に関係ない話なんじゃないかななんて思って、どんどん下を向いていく、そういった光景を目にしました。

  せっかくそういった集まりに来ていても、なかなか一緒にしゃべる方がいない、しゃべれないでそのまま帰る方もいらっしゃいました。年齢を重ねたやはり加齢性の難聴は、認知症への第一歩です。NHKの調べでは、加齢性難聴は60代後半で3人に1人、75歳以上で7割の人が難聴になる可能性があるそうです。

  難聴の方が感じる孤独感は、話しがよく聞こえないことによっての疎外感、劣等感、怒り、いらだち、自己嫌悪、当事者でないと分からないことがあるかもしれません。

  市の建物内に関して、ちょっと難聴に配慮しながら私見てみましたが、市役所の総合窓口の椅子に座っていると、なかなか番号が見えない、声が聞こえない、座っている位置が総合窓口から遠い、なかなかそこに番号を待っている間は立って待っているほうがいいのではないかと感じる、それから交流センターにはマイクセットが1個しかない、結構最近土日たくさんの大きな部屋を使って利用する方々がたくさんいらっしゃるんですけれども、マイクの取り合いになっています。そのマイクセットができれば大きな部屋が2つ1、2、3と6、7とあるとしたら、2つは置いておいてほしいかななんて思ったり、そういった配慮がこれからは必要になってくるのではないかと思います。障がい者の方の意見交換する場所でも、マスク脱着のフォローがなかったのもすごく残念に思います。やはり、耳の聞こえが悪い方はたとえ加齢性難聴の方でも口がどのように動いているか、誰がしゃべっているか、そういったところでも見るようにしているとうちの父は言っていました。

  そこで、さらに突っ込んだ質問ですが、保健福祉部長、加齢性難聴の方の補聴器への補助金は難しいというお話しを前回されていましたが、フレイル予防は認知症ケアに力を入れている小諸市だからこそ行ってほしい難聴者へのケア、そのご家庭や難聴者に向けた、聞こえのサポート育成講座、どのように難聴者の方が聞こえない、聞こえにくいってどういうこと、聞こえないときにはどんな気持ちになるのかどのように言われたら傷つくのか、どうやってコミュニケーションを取ってほしいのか、そういったことを学べる聞こえのサポーター育成講座などを開催してみるのはどうかと思うんですけれども、いかがでしょうか。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  ご提案ありがとうございます。

  ぜひちょっとそういった面も検討させていただければと思います。

  いずれにしましても、先ほどの  にありました補聴器の助成については、前議会のほうでも答弁させていただいた通りでございますが、今後しっかり難聴者、聞こえの部分についてしっかり支援ができるような形を取っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  ぜひお願いいたします。

  今私が相談を受けている中年の女性で、家族介護を1人で一生懸命行っている方が2人います。

  その中の1人でお母さまが難聴になられて、補聴器が買えなくて、でもなくしちゃうから買えなくて、買っても無くす、買っても無くすの繰り返しで、仕方がないから補聴器のチェーンをつけてみたり、いろいろやってみたり、あとは帽子にちょっとくっつけてみたりとかいろいろな工夫をされているんですけれども、そういったことを一生懸命自分で調べて、やっと見つけた方法だって言っていました。家族介護で悩む方々がどうしても同じ仲間の方と接触する場所がありません。そういった方々が友達を作れるような場所、小諸市でなかなか探すことができません。何か対策ありますか。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  家族介護者のケアに当たるかと思うんですけれども、高齢化が進むと介護要する方が増えることは、同時に高齢者を支える家族が増えることでもあります。介護をしているご家族が   する様々な介護の  や思いへ、心を寄せることは大変重要であると考えております。

  介護者への相談支援につきましては、日々高齢福祉課や地域包括支援センター、また担当いただいているケアマネージャーさん、そういう介護施設の支援員が個別相談に応じているほか、認知症やその対応についてのその理解を含める講演会や排せつケアを学ぶ教室など、開催などをしておりますので、こういった教室等にご参加いただくようにしていただければと思います。

  また、認知症の方とそのご家族の方が立ち上げました家族会もありますので、ぜひ   についても周知をしているところでございますので、よろしくお願いいたします。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  すいません、どこで周知ですか。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  相談を行っております高齢福祉課をはじめ、実際に介護の会についてはボランティアセンターのほうの登録をされていますので、ぜひご利用いただければと思っております。

  以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  分かりました。

  質問事項②に移ります。

  これからの先ほどもありましたけれども、ボランティアセンターでたくさんの情報を得るというのも一つの手段かと思いますけれども、高齢者が孤独や社会的な孤独感を感じることがないようにするために、ボランティア活動高齢者自身が参加できるボランティア活動は地域住民の支えあいになり、居場所作りにもなりますし、地域コミュニティの教科にもつながると思います。積極的に参加される方は、それが災害ボランティアとして活躍できる場所に広がったり、地域防災自主防災の面でもなくてはならない人材としてなっていきます。その中でも、先ほど市長の答弁にもございましたが、ボランティア無償ではありますけれども、先ほどのボランティアポイント制度、こちらに関しては、個々のマッチングからという答弁でございましたが、個々のマッチングから研究をされているという答弁でしたが、別にこの研究というのをやらないよという意味ではないですよね。どういった形で今ボランティアポイント制度が個々のマッチング、こちらをちょっと具体的にというか、もう少し深く教えていただきたいんですけれども、お願いします。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  先ほど市長答弁にもさせていただきましたが、ボランティアポイントにつきましては、様々な自治体で取り組んでおります。そういった自治体の参考事例をさせていただき、小諸市にどういった形でそのボランティアポイントが反映できるかということを、しっかり見極めながらやらなければいけないと考えております。

  先ほどの研究という言葉を使わせていただきましたが、前向きに研究をさせていただいておりますので、後ろ向きにやっているわけではございませんので、それもご理解をいただければと思います。

  ボランティアポイントいろいろ様々な課題もありますので、そういったものを  クリアしながらしっかりとした制度ができるような形にしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  前向きにありがとうございます。

  ボランティアポイントというのは、ボランティアをした数が貯まるとなんかポイントが貯まって、それが何か野菜であったり、リンゴであったり、味噌であったり、何かそういったものに変わるだけでも何か温かい気持ちになれるなとも思いますので、何か踏み出せる一歩からぜひボランティア活動されている方々が生きがいと感じられるような、そういった工夫もしていただければとも思います。

  そのボランティアも元気な高齢者が活躍できる場としても大切ですけれども、やはり私たちの一番身近にある地域コミュニティ、各自治区の三役という役があると思いますけれども、今こちら担い手不足で毎年決まらないというお話よく聞きます。担い手が不足している区に対しては、何か対策はありますか。

○議長(丸山正昭議員)

  総務課長。

○総務課長(春原信行君)

  区の活動参加者も減少したり、また役員の固定化などの課題もあるかと思います。

  市としましては、大きなくくりとして3つの方向性を今考えております。

  1点目は、ICT化になります。これにつきましては、オンライン会議ですとか、例えば電子回覧板、LINEでの連絡、そのほかにもSNSへの情報発信なんていうのがこの1点目に当たると思います。

  2点目につきましては、様々な主体の皆さんが連携すること、これが2点目でございます。例えばボランティアですとか、NPO市民活動団体、または移住された方々も含めまして、こうした皆さんの連携がまず一つ。

  もう一つは、市内10地区での活動もそうですし、区と区の連携情報交換というのも、この2点目に当たるかなというふうに考えております。

  最後3点目になりますが、区の運営の持続可能性を高めるということがこの3点目になります。これはもう区の業務量の軽減ですとか、または私ども市の職員の  職員との連携ということが当たってくるかなというふうに考えております。

  いずれにしましても、こうした課題につきまして、すぐにというような特効薬はございませんので、しっかりと区長会の皆さんと継続的な話し合いを積み重ねて有効な施策を講じてまいりたいというふうに考えております。

  以上です。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  今の3つ目にちょっとポイントを絞って、ちょっと気になるんですけれども、持続可能性を高めるということであるということですが、区長さん1年ごとに変わる方が結構たくさんの区であるような気がするんですけれども、1年で変わってしまうとまた引継ぎが大変だったりとか、そういったところでも担い手が不足しているのではないかなと思いますが、実際、今1年で変わってしまう区はどのぐらいあるのでしょうか。

○議長(丸山正昭議員)

  総務課長。

○総務課長(春原信行君)

  区長会の事務局を務めておりますので、把握している数値を申し上げたいと思います。

  まず、1年で交代される1年任期の区が68区中の33区、これ全体の割合でいいますと48.5%になります。2年の任期、2年で交代される区が30区ございます44.1%になりますので、この1年と2年を合わせますと92.6%ということで、ほとんどの区が1年か2年で交代される。一つちなみに、令和4年から5年に移るときの交代された区が41区ございましたので、この部分は概ね6割の区が毎年6割ぐらいの割合で交代をされているという状況でございます。

  以上です。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  1年2年で変わる方が92.6%と結構高い数字だなと思います。その辺りは皆さんそうかなと思ってはいらっしゃると思うんですけれども、私冒頭でお話しさせていただきましたが、今年は能登半島の大震災があり、地域防災が見直されていく中で、来年度の区長さんは踏ん張りどきな年だと思います。防災計画であったり、防災時の支え、アイマップの更新、民生児童委員の方や消防委員の方との連携であったりですとか、私たち防災士との連携、それをしながら区の行事や総会と大変忙しくなると思うんです。やはりそれなのに1年で区長が変わるということは、代々そのように行われてきたことであるので、そこを変えることは正直できないとは思うので、その引き継ぐ力になれたらなというふうに思います。そんなときだからこそ、行政と自治体の橋渡しになるような前回12月で田中議員が質問されていた集落支援員制度に関してなんですけれども、こういったものを取り入れたりすれば、集落への目配りであったり、状況把握、専門に行う人が配置することができると思うんですけれども、その辺りの導入についてこちらも研究を進めているという結果でしたが、その後の進展はいかがでしょうか。

○議長(丸山正昭議員)

  総務課長。

○総務課長(春原信行君)

  昨年11月に区長会の視察研修で   町のほうに集落支援員さんの制度について視察研修にまいりました。その情報を、昨年になりますが12月の役員会がございましたので、まずはそこで役員の皆さまに情報共有で事務局からの説明を行っております。集落支援員制度は、さまざまな導入形態がございますので、本当に導入をするのかしないのかも含めてきちんと今後区長会の皆さんと検討を深めてまいりたいと思いますが、一方で、例えば有償の集落支援員さんが入ることで、その方に人任せみたいな形になって地域の自治力が低下するというようなちょっと心配もございますので、いずれにしましても、これから年度末新しい年度を迎えます。その中で区長さんも6割ぐらい変わられるということも今申し上げましたが、その中で引き続き検討のほうを進めていきたいというふうに考えております。

  以上です。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  するかしないか、そこの一歩前まできているということで、ぜひ区長さんもせっかく研修に行かれてもまたどんどん変わってしまう、時間が経てば経つほどまた人が変わっていくというところがありますので、何か踏み出しやすい一歩からでもスタートしていただければなと思います。年々区長さんは年をとっていきます。皆さん本当に頑張っていられますので、ぜひ一緒に私も考えていきたいと思いますので、どうするのが一番担い手不足を補えるかどうか、ここの一歩踏み出していただければと思います。

  質問事項③にいきます。

  終活セミナーに関してですけれども、私自身も1回目参加させていただきまして、エンディングノートの大切さを感じまして、じゃあすぐエンディングノートこれ書くといいんだと、じゃあエンディングノート書いてと父に言ったらそれは俺はまだ死んでいないから書けないと、やはりなかなかそのエンディングノートというものを書くというもの自身を理解してもらうのは難しいですし、じゃあ貯金どこにあるの、土地どうなっているの、俺を殺す気かってそういう話しにやはりなりますので、そういったところを正確にやはり伝えていかなきゃいけないなと、もし家族から伝えるのって逆に誤解を生じさせてしまうのかなというのも感じてもいます。

  このエンディングノートものすごく大切なものだと思いますが、これを書く必要性ですかね、これをちょっと分かりやすく教えていただければと思います。

  お願いします。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  お答えいたします。

  確かにエンディングノートと聞くと、縁起でもないとかまだ早いといったと思われる方もおらっしゃるかと思います。

  しかしながら、仮に自分には信頼できる家族がいるから大丈夫と思っていても、気持ちや思いが案外伝わっていなかったというようなことが往々にしてあるようです。

  終活セミナーの中で、実際にエンディングノートを書かれた方の感想として、自分の歩みを振り返られた、家族に負担をかけずに済みそう、気持ちがすっきりしたといった声がエンディングノートの効果として挙げられており、残された家族の心の支えになるとも言われております。

  このような効果と合わせて、エンディングノートは思い浮かべる事項から書いていく、今の気持ちを気軽に率直に書き込む、全ての項目を埋めなくてもよいといった作成時におけるポイントも合わせて周知していきたいと考えております。

  以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  どんないいことがあるかというポイントまで教えていただきましてありがとうございます。

  ぜひこのエンディングノート広げていくことで、社会的にもすごく前向きになれる気がしますので、私自身も普及に努めていきたいなと思っております。

  それでは、件名2にいきたいと思います。

  まず入る前に一度こちらをご覧ください。

  こちらですけれども、元気な高齢者と暮らす働き盛りの方々と意見交換を行いまして、調査した内容から、駅前で行っているこの社会実験に関して、なぜ今このようになってしまっているのか分からないという意見をたくさんお聞きしました。

  その方々は、この一般車というところを使われている方々です。高校生のお迎えに車を止める方々です。そういった方は、こちらに車を止めていっぱいだった場合は、ここで待っているんですけれども、やはり歩行者がたくさん増やすためにここを広くした結果、お子さんがこちらで待たれているんですけれども、自分の家族の車を見つけると、やはりここを横断したくなってしまうんですよね。多分こちらに一般車を高速バスではなく、こちらに一般車をしたのは、ここに止まっている車がこのように流れていくようにと見込んでそのようにしたと思うんですけれども、なかなかその意向に合っていないと、こちらのホームページから取らせていただきましたが、なぜこのような社会実験を行っているのかといいますと、こういった形でここにポイントがあるんですけれども、情報交換をできるおもてなしの駅前、こちらに変わっていくという形に見受けられました。

  観光客のことしか考えていないんじゃないか、そういった意見も多く聞こえました。ちょっとこちらは閉じます。

  そういった前提があるということを最初にイメージしていただきまして、件名に行かせていただきます。

  安心して快適に暮らせるまちについて。

  要旨1、予約制相乗りタクシー「こもろ愛のりくん」の利用について。

  質問事項①高齢者や、通院・買い物弱者への対応についてはどうか。

  質問事項②夕方駅送迎便試験運転を行っているが、市のコミュニティ交通の基本として今後どのような運行を考えているのか。

  要旨2、駅前空間の利用について。

  質問事項①駅前広場社会実験後、市民の反応はどうか。

  質問事項②今後どのように取り組んでいくのか。

  以上、2件に関してお願いします。

○議長(丸山正昭議員)

  答弁願います。

  市長。

〔市長 小泉俊博君 答弁席〕

○市長(小泉俊博君)

  件名2、安心して快適に暮らせるまちについて。

  要旨(1)予約制相乗りタクシー「こもろ愛のりくん」の利用について。

  質問事項①高齢者や、通院・買い物弱者への対応についてはどうか、答弁をいたします。

  小諸市の身近な地域公共交通である「こもろ愛のりくん」は、自宅から目的地までを送迎するコミュニティバスでありますが、一般のタクシーと異なる点は、相乗り運行すること、一定のルールの下での運行とすることとなっており、限られた予算の中で限られた車両及び乗務員で効率よく運行することを目指すものであります。

  愛のりくんの昨年度の年間利用者数は、5万3,000人ほどと多くの方にご利用をいただき、とりわけ70歳以上の方が6割を占めるなど、高齢者の買い物や通院など、生活の足として浸透しつつあるものと考えております。

  利用に当たって、荷物を席に置きたいとのご要望をいただきますが、利用の集中する午前中などは、4、5人の方が同乗していたり、車両の都合上、トランクのスペースがなく、大きな荷物を置くスペースや荷物の安全性が確保できないなどの課題があります。

  また、乗務員の運転マナーや接遇につきましても、クレームをいただくことがあり、運行管理会社であるまちづくり小諸を通じて運行事業者であるタクシー事業者へ改善を促し、安全教育や接遇対応の教育など定期的に行われております。

  いずれにいたしましても、コミュニティバスとしての一定のルールを保ちつつ、気持ちよく利用していただくように、常に運行改善に努めてまいりたいと考えております。

  次に、質問事項②夕方・駅送迎便試験運行を行っているが、市のコミュニティ交通の基本として今後どのような運行を考えているのか答弁をいたします。

  2月1日から本日2月29日までの平日に行っている夕方・駅送迎便は、昼間の運行は高齢者が主になっていることに対し、その他の年代の皆様、特に若い世代向けにご利用いただくため、若者が利用しやすい夕方の運行に向け、時間の延長を検討するために行っている試験運行となっております。

  運行は、乗車予約が簡単にできるようWEBでの予約専用ページから行うものとし、限られた台数での運行を行うため、地域を指定せず、駅などの施設と自宅間を送迎する便といたしました。

  現時点での利用者数、利用者の特徴といたしましては、1日3、4人程度の方にご利用をいただいており、主に、一般や中学生にご利用いただいております。高校生につきましては、市外からの通学であったり、部活動などで帰宅がもっと遅い時間になることもあり、利用が少ない状態となっております。

  今後の運用としましては、今回の利用実績、ニーズなどを基に分析を行い、多くの方に便利に使っていただくため、利用者の年代や利用時間に対応した柔軟な運行や予約等ができるよう検討を進めてまいりたいと考えております。

  次に要旨(2)駅前駅前空間の利用について。

  質問事項①駅前広場社会実験後、市民の反応はどうか答弁をいたします。

  小諸駅前広場は、現状では歩行者と車両の分離がされていないことから、送迎車両が駐車場所でないところに、進行方向に対して横方向に止めてしまうことをはじめ、無秩序な駐車が常態化するなど歩行者や送迎車両が危険な状態にありました。

  また多くの人が行き交う駅前の顔づくりとして、駅利用者が安全に滞留できる場所を設けることや、駅前が殺風景といった課題に対し、駅前広場の再整備に向けた検討を行うために、社会実験を行いました。特に、送迎車両が歩行者の通るスペースに向けてバックで駐車することで、歩行者と接触しそうになる危険な状態が散見されるなど、歩車分離は急務と考えておりました。社会実験は、昨年9月23日から11月20日までの約2か月間実施し、実施に当たっては広報こもろによる事前周知をはじめ、駅前広場での大型看板による事前告知、駅利用者や送迎車両、地元区へのチラシの配布、市のホームページやSNSなどでの発信を行ってまいりました。

  社会実験の結果といたしましては、仮設のガードレールでしっかりと歩車分離することで、歩行者の安全が確保され、歩行者などのアンケートからも、8割以上が安全と感じる、特に小さなお子さん連れの親子が安心できるといった回答がありました。また、停車場所を白線で明示することで、送迎車両が秩序よく停車することとなり、長時間駐車する車両が減少するとともに、車両の交錯がなくなる、また、車路の幅員が狭くなることで、車のスピードも落ちるなど一般車両の安全性も向上したとの結果も出ております。

  滞留できる人の居場所づくりとしましては、ところどころに配置した座り場を最初は利用する人は少なかったものの、クッションの配置などの工夫により、利用者が徐々に増え、イベント時などでは駅利用者、送迎待ちの方だけでなく、おしゃべりや飲食といった多様な用途で利用いただくシーンが見られました。

  小諸の顔づくりという面においては、駅前が殺風景という課題に対し、植栽等による駅前の暫定的な景観づくりや停車場ガーデンとの連続性、商工会議所の青年部が実施したイベント「秋灯り」との連携により、おしゃれな雰囲気になったといった意見も多くいただきました。

  また、市民の皆さんにこの社会実験に係わっていただき、理解を深めていただくため、市民参加により座り場をワークショップで作成したり、しなの鉄道が開催する乗り物イベントで活用していただくなど、駅前の賑わいづくりに向けた様々な取組と連携できることが実感できました。これらの成果からも社会実験の効果はあったものと考えております。

  一方で、送迎車両の一時停車スペースにつきましては、こちらの意図した使い方が正確に伝わらなかったことや、市の駐車場の利用が進まなかったことなどからも改善が必要と考えております。

  次に、質問事項②今後どのように取り組んでいくのか答弁をいたします。

  小諸駅前広場社会実験の来年度以降の取組としましては、まずは駅利用者、歩行者の安全確保を第一に考え、本来の駅前広場のあり方や望ましい形を検討しながら、送迎車両の一時停車スペースの改善、バスやタクシーの利便性なども考慮し、今年度の社会実験の結果も踏まえた中で改善案を盛り込んだ新たな交通社会実験を進めてまいりたいと考えております。

  そして、社会実験の実施結果やアンケートなどを通じて、駅前広場の基本構想をまとめ、デザインを決定してまいりたいと考えております。

  件名2については、本席からは以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  再質問、清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  要旨1に関しては関連しているので再質問一緒でいいですか、議長。

○議長(丸山正昭議員)

  要旨1と。

○1番(清水みき枝議員)

  質問時間①②。

○議長(丸山正昭議員)

  ①と②ね。質問ね。結構です。

○1番(清水みき枝議員)

  お願いします。

  先ほど答弁のほうでも詳しくいただきました苦情のほうでも荷物がなかなか膝の上に置いてと言われても2つ持っているから無理とか、いろいろなことがありましたが、そういった形でしっかり運転手への教育などをしていただければ改善の余地はあるかなと答弁を聞いていて思いました。

  その中で、夕方の送迎便に関して柔軟な予約ができるようにとのことですが、これから台数が増えてきた場合、運転手不足がとても気になるのですが、その辺り運転手の拡大の施策などはあるのでしょうか。

○議長(丸山正昭議員)

  建設水道部長。

○建設水道部長(山浦立男君)

  委託先の問題だというふうにはなろうかとは思いますけれども、現時点では対応ができているなというふうに思います。

  今後夕方の便ですとか、今回の社会実験を通じながら増えていく場合については、また運行会社のほうとも協議をしながら運転手の確保はしていかなければならないかなというふうには感じておるところでございます。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  分かりました。

  また今回髙橋公議員のほうでの答弁にもありましたが、あまり利用者が1日3、4人ということで、また社会実験を行っていく可能性があるということをお聞きしましたが、次回の周知や告知に関してなんですけれども、利用の仕方誤解されている方が多いなと私感じましたので、愛のりくんに乗りたいんだけれども、悩んでいる方、本当に安全なのか、運転手が怖い、ルールが分かっていない、そういった方に対して、今一度説明が必要であったり、また、広報こもろであったりなどでも周知していくとは思うんですけれども、ぜひこの場合はこういうふうに対応したほうがいいなど、キュウエイ法式とか、実際使っている方がこんなことを疑問に使ったけれども、今解消されていますみたいな分かりやすい周知方法をとっていただいたらありがたいんですけれども、いかがでしょうか。

○議長(丸山正昭議員)

  建設水道部長。

○建設水道部長(山浦立男君)

  お答えいたします。

  これまでに愛のりくんを利用したことのない方にとっては、利用に当たり不安な面が多いかとは思います。議員ご指摘のQ&Aの方式については、非常に分かりやすい手法と思いますので、今後の参考にさせていただきたいというふうに思います。

  なお、以前にはコミュニティテレビこもろが作成した愛のりくんの使い方を紹介した動画の放送や、地域の健康教室などで、動画による紹介も致しております。

  今後も愛のりくんの登録を増やすために、業務を委託していますまちづくりこもろと相談をしながら利用促進につながる発信を強化してまいりたいというふうに思います。

  以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  ぜひお願いいたします。

  要旨2に入ります。

  議長こちらも関連ですので1にまとめてでよろしいでしょうか。

○議長(丸山正昭議員)

  はい。

○1番(清水みき枝議員)

  先ほどの答弁の中で、安全に滞留ができるように仮設ガードレールで歩行者を守るようにと、確かにこの歩行者を守るあのガードレールはとても安心感が強く、この質問を出させていただいた1週間後に福島のほうでも駅前に車が突っ込んでしまうような事故がありまして、こういった場合はやはりガードレールがあったほうが景観うんぬん言っていられないなというふうに感じてはおります。

  しかしやはり、届いていないというところで、利用している方々に対して看板の設置、アンケート、チラシを配ったり、そういった形のお話しを聞きました。いろんな方法を試していただいて、情報を届けているとは思いますが、もう一歩踏み込んだこの駅前での情報の届け方、また駅前でやっているイベントを働いて頑張っている方にはなかなか届いていないのが残念に感じますが、その辺りこれからも社会実験続くようですが、市民が情報を知らないことについてどう思いますか。

○議長(丸山正昭議員)

  建設水道部長。

○建設水道部長(山浦立男君)

  駅前広場を安全に居心地よく利用していただくためには、自分のことだけではなく多くの皆様が利用しているということを理解していただくことが必要だというふうに思います。

  議員ご質問のとおり、周知が大きな課題というふうに思っております。

  先ほどの質問の中でも答弁させていただきましたが、広報こもろやホームページ、SNS等を活用して発信してまいりますし、来年度の社会実験については、本来の駅前広場でのあり方、望ましい形の検討の経過も発信しながら、事前の告知についても引き続き丁寧に行ってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしければ議員の皆様についてもぜひご協力をいただければというふうに思います。

  以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  協力します。

  周知が大きな課題とおっしゃっていましたが、そのとおりだと思います。

  それをすべてまとめた件名3になります。

  広報公聴事業について。件名3。

  要旨1、防災情報にも係わる「小諸市のLINE」の活用についてです。

  質問時間①登録者数を増やす取組にはどのようなものがあるのか。

  質問事項②働き盛り世代への登録啓発のために、イベント情報や「こもろ愛のりくん」の予約等もできるようにするのはどうか。

  質問いたします。

○議長(丸山正昭議員)

  市長。

〔市長 小泉俊博君 答弁席〕

○市長(小泉俊博君)

  件名3、広報公聴事業について。

  要旨(1)防災情報にも係わる「小諸市のLINE」の活用について。

  質問事項①登録者数を増やす取組にはどのようなものがあるか答弁をいたします。

  本市では、防災行政無線のデジタル化移行に伴い、令和4年12月からご家庭の防災行政無線個別受信機と防災ラジオが使用できなくなったことから、その代替手段としてLINEによる情報発信を令和3年9月から運用開始いたしました。

  現在、LINEは、防災・防犯情報に特化し情報発信をしており、令和6年2月20日現在、4,353人の方に登録をいただいておる状況であります。

  これまで登録者数を増やす取組としましては、広報こもろで随時、登録の案内をしているほか、防災情報の取得方法をまとめたチラシを作成し、公共施設等で配布しております。そのほか、危機管理課では、防災に関する出前講座や講演会、区役員への説明会等において、防災情報入手方法の多様化・多重化の重要性を説明した上でLINE登録を案内しております。

  また、本年1月からLINEに予約機能を追加し、税務課が申告相談の予約受付に活用したところ、登録者が増加したことから、今後は各種健診等の予約受付に活用するほか、ごみカレンダーや分別方法の検索ができるよう、整備を進め、便利な機能を提供していくとともに、登録者数の増加が図られることを期待しているところであります。

  いずれにしましても、LINEは防災情報を迅速・正確・確実に届ける効果的な手段であり、市民の皆様にとって利便性が向上することから、今後もLINEの機能の拡充を進めるとともに、あらゆる機会をとらえ、多くの方に登録いただけるよう周知啓発に努めてまいります。

  次に、働き盛り世代への登録啓発のため、イベント情報や「こもろ愛のりくん」の予約等もできるようにするのはどうかについて答弁をいたします。

  議員からご提案いただいたLINEによるイベント情報の発信につきましては、LINEで多種多様な情報を数多くプッシュ通知しますと、情報を受け取った市民などの皆様が、通知をうるさく感じ非通知に設定してしまい、いざというときに大切な情報に気づかないという恐れも生じてまいります。

  そのため、ホームページをはじめ、X、旧Twitterですね、これやFacebookにおいてはイベント情報を発信しておりますが、LINEにおいてはイベント情報は発信しないなど、情報の住みわけを行いながら活用してまいりました。

  このような状況から、LINEにおけるイベント情報の発信につきましては、発信する内容や方法について、改めて慎重に検討してまいりたいと考えております。

  また、ご提案いただきました「こもろ愛のりくん」の予約機能につきましても、市民の利便性の向上につながる可能性がありますので、現行の予約システムやMaaSアプリ「信州こもろ・こまーす」を使ったスマートカート「egg」やEVバスの運行による社会実験等をしっかりと検証する中で、LINEの有効な活用について検討を進めてまいりたいと考えております。

  以上、件名3について本席から以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  再質問、清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  こちら①②の質問事項も関連していますので、一緒でよろしいですか。

  登録数が4,353人ということで、震災後増えたのか、少し前まで危機管理課長が武藤千春さんと対談されたのを私聞きましたが、そのときには3,900ぐらいだったと思います。この1か月で500ぐらい増えたのかななんて思うんですけれども、その辺りいかがでしょうか。

○議長(丸山正昭議員)

  企画課長。

○企画課長(山浦謙一君)

  本日現在登録者数につきましては4,389人という数字でございます。

  先ほど市長から答弁したとおり、申告相談の受付機能の追加、それから防災講演会等での登録の勧奨をしてきた結果で、増加しているものと考えられますが、能登半島地震の影響も少なからずあったものというふうに考えております。

○議長(丸山正昭議員)

  清水みき枝議員。

○1番(清水みき枝議員)

  市民の皆さんの心に届く広報の仕方を考えていかなければならないと思っています。

  市民が持つ関心の分野はそれぞれいろんな広くわたっておりますし、行政も行っている事業も広く横幅になります。もちろん先ほどの答弁があったように、いろいろな通知があると、めんどくさくなって切ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

  その中で今相談窓口とトークに入れると、税金の申告のものが出てきますよね。そういった形で興味がある方が引き出せるような検索機能をつけていただくといいかなとも思います。それが今子ども家庭センターのように窓口を一本化するという形になると思います。LINEの中にも窓口を一本化、情報を一つにしていくということも大切なことだと思います。若者が使いやすい使って楽しくなるような小諸市の情報の掲示をしてもらうことが今のホームページだととても使いにくくて若者たちが離れていってしまう。そんな気がします。一本化ということで、先ほど子育てするならこもろ、情報出すならLINE、なんかそんな形で一本化一本化というものをしていったらいいかななんて思うんですけれども、それからお母さんにまず登録してもらう。ママが登録すればパパも登録するし、子どもも興味あってババもジジもってつながっていくんですよね。お母様に好むようなそういった登録もいいかなと思いますが、いかがでしょうか。企画課長。

○議長(丸山正昭議員)

  企画課長。

○企画課長(山浦謙一君)

  議員ご指摘のとおりという部分非常に大きいかと思います。今はLINEの利用者かなり大勢おりますので、LINEが効果的かなというふうに思っておりますし、先ほども答弁でございましたとおり、申告の受付の機能ですとか、それから、今検討しているものとしては、ごみカレンダーとか分別方法等の、それこそ検索機能等の追加についても今導入の検討を進めているところでございます。

  また、その他有料となりますが、Chatbotなど便利な機能もございますので、費用対効果等含めてぜひ前向きに導入に向けて検討していきたい。そのように考えております。

○議長(丸山正昭議員)

  はい。

○1番(清水みき枝議員)

  以上で終わります。

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