『待機児童・子育て支援の見える化』(土屋さつき)

2023年06月14日

R5年六月定例会
1、子育て支援について
(1)令和5年度保育園入園の待機児童について
①待機児童の現状はどうか
②待機児童に対する小諸市の対策は何か
(2)妊娠出産から就学前までの子育て支援について
①妊娠出産から就学前までの子育て支援の取組はどうか
②小諸市独自の支援金等はあるのか
③子育てサポート体制の更なる充実についてはどうか
④子育て応援ハンドブックの作成及び小諸市オフィシャルサイトの工夫で子育て支援を見える化できないか
(3)子育て支援施設について
①年度当初の児童クラブ、児童館、こもロッジの現状はどうか
②利用者の増加に対してどのように対応しているのか
③安全面の確保はできているのか

令和5年6月14日

○議長(丸山正昭議員)

  初めに、一括質問一括答弁方式により、3番、土屋さつき議員の質問を許します。

  3番、土屋さつき議員。

〔3番 土屋さつき議員 質問席〕

○3番(土屋さつき議員)

  おはようございます。議席番号3番、土屋さつきです。

  通告順に従いまして、質問させていただきます。

  1月の選挙の際の私の公約は、教育、子育て支援、まちづくりのそれぞれの充実です。

  この中で、今回は子育て支援の充実に向けてスポットを当てていきたいと思います。

  市長は、施政方針の中で、妊娠、出産、子育てにおいて切れ目ない支援を行う、人口を自然増に転換するためには、若いファミリー層世代に安心して子どもを産み育てていただくための環境整備や教育や医療、福祉の充実とあります。

  5月14日に行われた芦原中学校区学校再編に関わる現地見学会・説明会の際のある参加者は、学校再編についての意見の中で、結婚したい人が増える住みやすいまちづくり、移住者が入ってきてくれる、市外や県外に住んでいる子どもたちがまた戻ってきてくれる小諸市になってほしいとおっしゃっていました。市民も市長と同じような思いがあるのだなと感じました。本当にこの市長の施政方針は実現されているのでしょうか。実現されていたとして、若いファミリー層世代にとって、安心して子育てできる、小諸市はすばらしいと感じているのでしょうか。

  このようなことを現実問題として強く考えた場面は、私の次男が、長年交際していた女性と籍を入れて婚姻届を小諸市に提出したときでした。息子は、小諸市は俺たちが結婚しても何もお祝いをしてくれない、今後、妊娠、出産、子育てを行っていくことになったときにケアはあるのか。県外から嫁いだ彼女の地元のほうが手厚いのではないかと問うてきました。同じような若い世代が、選んで住みたい、行きたい、帰ってきたいと思う小諸市になっていくことを願って、質問をさせていただきます。

  件名1、子育て支援について。

  要旨(1)令和5年度保育園入園の待機児童について。

  質問事項①待機児童の現状はどうか。

  質問事項②待機児童に対する小諸市の対策は何か。

  要旨(2)妊娠出産から就学前までの子育て支援について。

  質問事項①妊娠出産から就学前までの子育て支援の取組はどうか。

  質問事項②小諸市独自の支援金等はあるのか。

  質問事項③子育てサポート体制の更なる充実についてはどうか。

  質問事項④子育て応援ハンドブックの作成及び小諸市オフィシャルサイトの工夫で子育て支援を見える化できないか。

  要旨(3)子育て支援施設について。

  質問事項①年度当初の児童クラブ、児童館、こもロッジの現状はどうか。

  質問事項②利用者の増加に対してどのように対応しているのか。

  質問事項③安全面の確保はできているのか。

  以上で一括質問を終わります。

○議長(丸山正昭議員)

  ただいまの質問に対し、答弁を求めます。

  市長。

〔市長 小泉俊博君 答弁席〕

○市長(小泉俊博君)

  3番、土屋さつき議員の質問に対して答弁をいたします。

  教育長との分担になりますので、私のほうからちょっと先にやらせていただきます。

  件名1、子育て支援について。

  要旨(2)妊娠出産から就学前までの子育て支援について。

  質問事項①妊娠出産から就学前までの子育て支援の取組はどうかについて答弁をいたします。

  本市では、妊娠届出の際に保健師が面談を行い、妊娠に伴う心配事の相談や妊婦健診をはじめとした利用できる保健サービスの紹介を行っております。また、妊娠中の相談・保健指導のためのプレママ・プレパパスクールを開催したり、電子申請を利用したアンケートにより、妊娠中の生活状況や不安についての把握をしております。さらに、妊娠届出時の相談やアンケートの内容などから支援が必要と判断した妊婦には、先ほど申し上げた支援のほかに、電話相談や家庭訪問など、継続的な支援を行っております。

  また、出生届出時につきましても保健師が面談を行い、産後の家庭の状況やお子さんの健康上の心配事に対し、必要な支援を行っております。出産、退院後には、医療機関で産婦健診を実施し、必要に応じて医療機関と連携したサポートを行っております。また産後の体調不良や、授乳をはじめとした慣れない子育てに対応するため産後ママ相談や産後ショートステイ事業を実施しているほか、基本的に全ての出生児に対し、生後3か月頃までに新生児訪問を実施し、さらに乳幼児健診や赤ちゃんと保護者が集うふれあい教室、離乳食教室、2歳児教室などで相談できる機会を設けております。こうした事業を節目ごとに実施し、母子健康包括支援センターにおいては気軽に相談できる窓口を開設することで、妊娠、出産、子育てにおいて継続支援が必要な家庭やお子さんの支援を行っております。また、お子さんの成長発達に関する心配事に対応するための心理相談、言語相談、運動相談などの専門相談や親子で参加できるのびのび教室も実施をしております。

  健康づくり課で行うこれらの妊娠・子育て期の保健サービスのほか、子ども育成課においては、延長保育や一時保育、病児病後児保育やファミリーサポートセンターなどの事業を行っております。また、地域子育て支援拠点としてこもロッジを運営し、特に入園前の保護者の相談や情報提供を行っております。

  そのほか、相談支援では、児童館での子育て相談、教育委員会での就学相談、教育相談、教育支援センターでの不登校などに関する教育相談、家庭養育や虐待に関する相談など、子どもや養育者の状況に合わせて様々な相談窓口を設けております。

  次に、質問事項②小諸市独自の支援金等はあるのかについて答弁をいたします。

  本市が行う妊娠、出産、子育てに係る支援金につきましては、国の補助を受けて行う出産子育て応援ギフトとして、妊娠期と産後にそれぞれ5万円を給付しているほか、妊産婦健診費用助成や、産後ケア事業として医療機関で実施する産後ママ相談や産後ショートステイを利用する費用に対する助成、さらに、この4月からは新生児聴覚検査の助成も開始をしております。また、未満児の保育料の関係では、多子世帯児童の保育料の軽減について、市独自で上乗せの減免を実施しております。このほかにも、コロナ禍においては、物価高騰等に対応するため臨時交付金を活用し、子育て世帯の支援のための給付を行うとともに、幼稚園、認定こども園、保育園等を利用している家庭への支援として、給食食材費への助成を行い、給食費の値上げを抑制してまいりました。

  これらの事業は小諸市独自の事業ではございませんが、補助事業の活用においては自治体も経費の一部を負担しており、自治体によって取り組むメニューや内容も異なります。本市におきましては、国の補助を有効に活用し、子育て支援に役立てていただけるよう幅広く子育て支援事業に取り組んでおります。

  次に、質問事項③子育てサポート体制の更なる充実についてはどうかについて答弁をいたします。

  子育てサポート体制のさらなる充実につきましては、令和4年の児童福祉法の改正により、健康づくり課で設置しています母子健康包括支援センターと、本年4月より子ども育成課に位置付けをした子ども家庭総合支援拠点を整理して、全ての妊産婦、子育て世帯、子どもへの一体的に相談支援を行う子ども家庭センターの設置が、令和6年度以降、市町村に求められることから、次期子ども家庭支援事業計画の策定も踏まえ、体制の整備などについて早急に検討をしてまいります。

  最後に、質問事項④子育て応援ハンドブックの作成及び小諸市オフィシャルサイトの工夫で子育て支援を見える化できないかについて答弁をいたします。

  子育て世代の皆さんは、様々な情報収集について冊子等の紙媒体によらずインターネット、特にスマートフォンなどで行っている方が多いと聞いております。現在、市では、小諸市子育ちサイトを窓口として、妊娠、出産後、幼稚園、保育園などの各ライフステージや、子どもの健康、相談支援などの目的別に、公式ホームページ内の該当ページへリンクできるようにしております。

  小諸市子育ちサイトへは、公式ホームページの関連リンクまたは、各課の関係ページからリンクされておりますが、分かりづらいとの声もありますので、今後は、公式ホームページからのリンク方法や、検索サイトでの検索しやすい方法などについて検討するとともに、スマートフォンなどでも見やすいようにサイトの内容についても充実を図り、子育て世代への情報提供に努めてまいります。

  なお、紙媒体での情報提供につきましては、防災情報と行政情報を掲載した小諸市防災とくらしのガイドブックを全世帯に配布しておりますので、当面は新たに子育て応援ハンドブック等の作成は考えておりません。

  本席からの答弁、以上となります。

○議長(丸山正昭議員)

  続いて、答弁を求めます。

  教育長。

〔教育長 山下千鶴子君 答弁席〕

○教育長(山下千鶴子君)

  議席番号第3番、土屋さつき議員の件名1、子育て支援について、引き続き答弁をさせていただきます。

  要旨(1)令和5年度保育園入園の待機児童について。

  質問事項①待機児童の現状はどうかにお答えいたします。

  令和5年度の保育園の入園につきましては、昨年の11月末を期限に入園申込みをいただき、その後、市内各園の定員や保育士の人数などにより入園調整を行い、入園の決定をしてまいりました。

  令和5年度の入園申込みでは、3歳以上児の申込みが45名に対して、未満児の申込みは221名、令和4年度の申込みに対し、未満児だけで49名の増加となっております。保育士の確保が間に合わず、育児休業の延長をお願いするなどの対応をいたしましたが、特定の保育園を希望する方や、申込みの期限後に申込みをされた方については、入園をお待ちいただいている状況でございます。

  質問事項②待機児童に対する小諸市の対策は何か。

  未満児の保育需要が増加する中では、保育士の確保が喫緊の課題であると認識しております。

  保育士の必要人数は、配置基準として国により定められております。3歳以上児では、年少児20人に1人、年中、年長児では30人に1人の保育士の配置とされておりますが、未満児ではゼロ歳児で3人に1人、1歳児、2歳児では6人に1人の保育士の配置が必要でございます。また、加配の保育士を必要とする支援の必要な児童も増加している状況もあります。このため、保育士の確保ができなければ、園児の人数を制限せざる得ない状況となります。

  市では、保育士の募集を公式ホームページや広報で行っているほか、ハローワークや長野県社会福祉協議会の人材バンクでも行っております。また、3月定例会で補正予算のご承認をいただいた保育士派遣業務委託料により、人材派遣業者とも契約を行うなど、保育士の確保に努めておりますが、全国的な人材不足の中、保育士の応募が無い状況であります。この状態を解消するために、庁内に保育所あり方検討プロジェクト会議を設置し、保育人材の確保、育成策等について検討を行っているところであります。

  要旨(3)子育て支援施設について。

  質問事項①年度当初の児童クラブ、児童館、こもロッジの現状はどうかにお答えいたします。

  令和5年度の児童クラブの利用状況は、坂の上クラブ36名、野岸クラブ46名、ちくまキッズクラブ37名の登録があります、4月の平日の平均利用は、坂の上クラブ23名、野岸クラブ26名、ちくまキッズクラブ22名となっております。児童館では、美南ガ丘児童館247名、東児童館192名、水明児童館145名の小学生の登録があり、4月の平日の平均利用は、美南ガ丘児童館120人、東児童館91人、水明児童館64人でした。子どもセンターは乳幼児とその保護者、それから小学生から高校生までが利用できる施設でありますが、小学生は93名の登録がございます。4月の平日の平均利用は29人でした。また、乳幼児と保護者の4月の利用人数は、乳幼児264名、保護者239名となっております。各施設とも、新型コロナウィルス、利用人数が減少した昨年度より利用人数が増加しており、コロナ禍前の状況に戻りつつあるかと思います。

  質問事項②利用者の増加に対してどのように対応しているのか。

  各施設の常勤職員を申し上げます。児童クラブが2名、児童館が館長を含む5名、子どもセンターは館長を含む6名と放課後の利用児童に対応する時間は2名を配置して、利用児童等の安全配慮等に当たっております。

  先ほどの答弁でも申し上げましたが、1日の利用児童は、児童館では60人から100人、子どもセンター、児童クラブでは30名程度の状況であります。また、各施設に配慮を要する児童も複数名いますので、常勤職員だけではなく、代替職員も状況によっては勤務していただくことで対応をしております。施設面では、利用児童が多い日は、学校施設も利用するなどしながら対応をしております。

  質問事項③安全面の確保はできているのかについてお答えします。

  児童が安心・安全に過ごせるように必要な施設の修繕や物品の購入など行うとともに、基準に沿った職員数を配置して、児童に目が行き届くよう安全確保に努めておりますが、先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、配慮を要する児童への対応もありますので、さらなる安全面の確保のため、職員への安全教育と実情に応じた人員配置に努めてまいりたいと思います。

  以上、本席からの答弁といたします。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員、再質問はよろしいですか。

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  通告順に従って、順次再質問させていただきます。

  まず初めに、件名1、要旨(1)、質問事項①待機児童の現状について、3歳以上児の待機児童はいますか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  お答えいたします。

  現在、各園とも保育士が集まらない中で保育を実施している状況でございますけれども、3歳以上児につきましては、保育所の配置基準が、年少児で20人に対し保育士1名、年中、年長で30人に対し保育士1名となっているため、3歳以上児のクラスでは定員に余裕のある保育園もございます。特定保育園への入所希望ではなければ入園の調整も可能な状況となっております。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  待機児童となり親が仕事に行けない、育児休暇を延ばすことは収入が減ることにつながりますが、このことについてはどのようにお考えですか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  子育て世代は比較的年齢層が若いということになりますので、子育てにはお金もかかることから、子どもが預けられずに仕事に行かれない状況は、物価の上昇も近年ございますので、経済的にも厳しい状況にあるものと認識はしております。潜在的待機児童の解消は、喫緊の課題であると考えているところでございます。

  一方で、子どもの成長にとって乳幼児期は一度しかないということでもございますので、その時期を家庭で保育できる環境をつくっていくことも大切ではないのかなというふうに考えておりますので、育児休業制度の充実などについても国の動向を注視しているところでございます。

  なお、育児休業を延長された方につきましては、育児休業給付金が国の制度として支給されるということで認識しておりますが、保育園に入れないことのみによって行われる金銭的な支援は現在のところございません。

  以上です。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  先ほどの教育長の話の中に、昨年の11月末で申込みにおいてというふうにお話がありましたけれども、転勤等は年度末で転勤という方もたくさんいらっしゃると思うんですが、その方々が小諸市に勤務先が決まった場合は、未満児を保育園に預けられない、育児休暇を延ばせて育児休業給付金の支給が継続されたとしても、職場復帰時に比べると収入減になり、生活が厳しくなる。また、保育園に入れても、昨日の清水喜久男議員との待機児童に関する答弁の中にあった兄弟の別の保育園になることは、どれだけ保護者負担が大きいことかと思います。

  教育長にお聞きしたいのですが、私も共働きの核家族を長年続けてきました。朝の忙しい時間に2つの保育園に送り届け、帰りも2つの保育園のお迎えをする、そして、行事もまた別々にある。このような現状を続けていくことは、若いファミリー層に魅力を感じる手段とは言い難いと思います。教育長はどのようにお考えになりますか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育長。

○教育長(山下千鶴子君)

  おっしゃるとおり、子どもを持つ親として非常に厳しい状況であると、それは認識しております。

  私も子どもを育てましたまま仕事も持っておりましたので、私は実家へ預けるという形でございましたが、確かに時間的に、また生活の中で、慌ただしい朝の時間、それから夕刻の時間、それぞれがご苦労されているなということは十分承知しております。

  現在、昨日答弁にもありましたように、10名ですかね、20名かな、10名、5組の保護者様については、2つの園に子どもを預けていただいております。ただ、本市では、様々に園では協力体制ができておりまして、他市の幼稚園と本市の保育園をかけもちという場合もございますが、この場合は佐久市にお勤めということで、小諸市に預けて、そして佐久市へとか、それから、小諸幼稚園、さくら保育園、近距離でお願いできる、それからみすず幼稚園、それからひなたぼっこ、これはひとつの園にございますので、様々に配慮申し上げて、何とか保育士が確保できるまで頑張っていただくということでお願いしております。

  以上です。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  保育士確保の対策は絶対にこれからも考えていかなければならないと思っております。

  さらに質問を続けてまいります。

  3月議会一般質問の答弁でも、国の基準に従っている保育士を探しているホームページ、載せているとの説明でした。これ3か月前です。小諸市として保育士の人材確保に向けて、何か新たな取組はしていますか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  局長答弁でもしたところでございますけれども、全国的に保育士が不足する中で、市として保育士をどのように確保していくのか、また将来も見据えて、市内に勤務いたします保育士をどのように育成していくのかを検討するために、保育所のあり方検討プロジェクト会議を町内に設置しております。現在、そのプロジェクト会議の中で検討を進めてございますが、早急に対策案を出していきたいというふうに考えているところでございます。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  保育士派遣業務委託について、令和5年度一般会計補正予算の中に予算化してありましたが、保育士不足を補うために、このような予算を増やして保育士を確保することはできませんか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  保育士派遣業者と契約をしてございますが、現実には、派遣業者のほうでも保育士の確保ができていないという現状の中で、当市の      、保育士が派遣されてこないという現状でございます。保育士の確保策といたしまして、有効な方策があれば、また再度必要な予算確保をして対応していきたいなというふうに考えているところでございます。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  予算化しても現段階で保育士不足が解消できない、そういう厳しい現状であることは認識できました。しかし、このままにしておくわけにはいかないというふうに考えます。保育所あり方検討プロジェクトで具体的な方策を考えて保育士を確保し、待機児童を無くしていただくことを説に願います。そのためには、今、保育士資格のある方を探すのはもちろんですが、今後、保育士の資格を取って働き手になっていく高校生、短大生、大学生、専門学校生との意見交換や人材育成等、長いスパンで考えていく必要性も感じます。さらに、政府は、2024年度から、1歳児の場合、保育士1人が見る子どもの数を、基準の6人から5人に減らし、保育園には、国が運営費を加算し、支援を強化するとの方針を示していますが、このままでは保育士の人材不足がより深刻になりませんか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  保育の充実のために、1歳児の人員配置を国の基準の子ども6人に対し保育士1、これから5人に対し保育士1人した園に対する運営の支援については、本年度より長野県独自で実施されているところではございますけれども、当市においては、以前より1歳児の人員配置につきましては、独自の基準といたしまして、子ども4人に対して1人いう手厚い対応を取っているところでございます。そうは言っても、現在保育士が不足する中では、維持することが非常に困難な状況となっていることも事実でございます。

  以上です。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  今のように手厚い保育士配置、保育体制は大変小諸市すばらしいなと思いますので、今後も続けていただくことを望みます。

  岸田首相は、年頭、異次元の少子化対策を、そして昨日はこども未来戦略方針を打ち出しました。幼児教育、保育の質の向上、こども誰でも通園制度等と述べています。いずれ政府の政策が下りてきますが、それを見越して、先行して、今このタイミングで小諸市が体制を組んでいかないといけない時期ではないかと思います。保育士不足の解消に向けて、保育士人材の掘り起こしについては何か行っていますか。人材バンクとか資格者登録申請等の施策は考えられませんか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  保育士を含む福祉人材バンクにつきましては、長野県の事業といたしまして、長野県の社会福祉協議会が実施をしております。市としてもそちらの長野県社会福祉協議会に保育士の紹介をお願いしている状況にございます。保育人材の掘り起こしにつきましても、現在行っております町内の保育所あり方検討プロジェクト会議の中で検討を行ってまいりたいというふうに考えております。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  ただ待っているだけでは多分解決がなかなか難しかったり、遅くなると思うんです。それで、各種検診の際に保護者にアンケートをお取りしているような話も伺っていますので、そのときに任意でも資格の有無を記入していただく欄を作るとか、小諸市のオフィシャルサイトに資格者登録申請等ができるようにしたり、人材バンクは何らかの形でつくっておく必要性を感じます。

  昨日、全国の保育士資格保有者の半分しか働いていないと市長が答弁していらっしゃいました。小諸市にも保育士資格があり、働いていない方がいらっしゃるはずです。今は小さい子どもがいて働けないなどの理由があって働いていなくても、時短勤務であれば可能だったり、数年後には小諸市の保育を担ってくださったりする方もいらっしゃると思いますので、そのために人材バンク作成の具体的な検討をお願いします。

  すみません、次に入らせていただきます。

  要旨(2)妊娠出産から就学前までの子育て支援について。

  質問事項①妊娠出産から就学前までの子育て支援の取組はどうかについて。

  他市町村の福祉医療費給付制度は、お子さんが15歳に達する年度、1レセプト500円であるのに対して、小諸市はもう既に18歳に達する年度まで、1レセプト500円になっています。また、先ほどもお話に出ましたが、妊婦一般健康診査、産婦健康診査に関しては負担をしていること。それから、ブックスタートで、ファーストブックを10か月検診、セカンドブックを2歳児教室でそれぞれ渡していることなど、すばらしい取組がありますが、ほかに何か市独自の施策はありますか。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  先ほどの市長答弁のとおり、市民ニーズに合うよう様々な事業を工夫して取り組んでおりますが、全ての子育て世代を対象とした独自に実施している事業はございません。現在は国の補助メニュー等を活用して事業を行っている状況にございます。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  市の独自は無いとのお答えですが、各種検診の助成等、国の補正予算等ある中での対策については大変ありがたいので、今後継続するとともに、種類を増やす、あるいは目玉の事業を拡大する等を行っていただければと思います。

  質問事項②小諸市独自の支援金等についてですが、質問の前にパネルをご覧ください。

  こちらは子育てに必要なものの一部です。

  紙おむつや粉ミルク、子どもを自家用車に乗せるためにはチャイルドシートも必要です。あと、使用済みおむつを捨てるための燃やすごみ袋も大量に必要になります。これらも価格が高騰していますが、必需品のため、子育て世代は購入せざるを得ません。先ほどのお答えの妊娠時5万円、出産時5万円の給付金は大変ありがたいのですが、もっと手厚い補助金等はありませんか。例えば、1人出産したら幾ら、2人目は幾らなどのような出産お祝い金、あるいは出産お祝いカタログギフトなどはありますか。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  現在、お祝い金等の支給は実施しておりません。

  なお、現在、国で進んでおります子育て支援策の全容が判明したところで、全体の事業について検討していきたいと考えております。

○議長(丸山正昭議員)

  さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  チャイルドシート等を購入した際の補助はありますか。

○議長(丸山正昭議員)

  市民生活部長。

○市民生活部長(大森宏之君)

  これにつきましては、かなり前にはなるんですけれども、助成していた時期があり、チャイルドシートを義務化されて以来、助成制度は現在実施しておりません。その当時は交通施策としての交通安全面からの普及促進が目的であったため、その使命は終了しているということで、現在は実施しておりません。

  以上でございます。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  紙おむつを入れる燃やすごみ袋50枚を渡すとか、向こう1年必要なものセット、肌着、ガーゼ、爪切り、スタイ、体温計等とか、そういうものを、あるいは小諸市内で使える子育て支援クーポン等はどうですか。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  現在、給付を実施しております出産・子育て応援ギフトにつきましては、本来国のほうとしまして、クーポン等の子育てに必要なサービスを使いやすい形態で行うことが望ましいとされております。そういった部分も含めまして、検討をしていきたいと考えております。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  今、現金でお渡ししている妊娠・出産のお祝い金をクーポンに変えるだけではあまり意味が無いと思います。保育所に関しての在り方はもちろんですが、それだけではなく、小諸市としての子育て支援金等の在り方も一緒に検討していただきたいと思います。

  質問事項③に関して、市長の施政方針の妊娠、出産、子育てにおいて切れ目ない支援を行ってまいりますとは、つまり、妊娠してから就学前までの市のサポート体制は継続して行われているということですか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  お答えいたします。

  子育てに対する様々な悩みですとか、就園、進学後の心配事、それから、療育を必要とするお子さんの支援などにつきましては、就園後も、保育園は幼稚園、それから学校、それから子育て支援拠点や児童発達支援センターなど、様々な機関が連携してサポートを行っているところでございます。

  教育委員会では、子ども育成課や学校教育課、そして保健福祉部でも健康づくり課や厚生課、そのほか関係機関も係わって子育てサポートを行いますので、一層連携を強化してまいりたいというふうに考えております。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  特定の方だけではなく、全員の子どもや保護者と係わるシステムがあると充実すると考えます。また、点ではなくて、線でつながれたらいいのではないでしょうか。

  そこで、保育士さんの母親や赤ちゃんに対する係わりが継続的に行われていますか。

○議長(丸山正昭議員)

  保健福祉部長。

○保健福祉部長(土屋雅志君)

  支援が必要な家庭やお子さんにつきましては、地区担当保健師が継続的に係わっております。必要な方に支援が途切れないよう、母子健康包括支援センターでフォローアップをしております。また、学校等の連携や福祉サービスが必要なお子さんにつきましては、担当課や関係機関につないでおります。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  子育てに不安の無い方はいません。多かれ少なかれ不安や悩みを抱えて子育てを行ってまいります。核家族であればそれはなおさらです。しっかりとしたサポート体制を、どの家庭も取り残さずに継続的に行っていただきたいと思います。

  質問事項④に関して、近隣の上田市や東御市で、子育て支援のお話を担当の方に伺ってまいりました。小諸市の子育て支援は、充実していて先行型であるとお聞きしました。そのすばらしい小諸市の施策は、どのようにアピールしていますか。小諸市民誰もが小諸市の子育て支援のすばらしさを知って、子育て世代に伝えられるようなキャッチフレーズ等はつくれませんか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  現在は、該当する方に直接お知らせをするということがメインとなっているところでございますけれども、今後は答弁の中でも申し上げました子育ちサイトですとか、あるいは公式ホームページなどを活用して周知をしていくとともに、現在教育委員会では、広報こもろにこもろの時間という1ページを割いて教育委員会関係の事業や施設の紹介なども行っているところでございますが、子育て支援の内容につきましても、広報等で市民にアピールをしていけないか検討してまいりたいと思っております。また、議員ご提案のキャッチフレーズにつきましても、研究したいと思っております。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  そのような方法でもよいのですが、もっと目を引くことや市民に印象づけられる方法で情報発信していただけたらと思います。

  パネルをご覧ください。

  大変失礼いたしました。

  小諸市のガイドブックはこれです。小諸市防災と暮らしのガイドブック。これ私、小諸市に来たときに頂けませんでした。最近ポストに入っておりましたけれども。それで、あと赤ちゃん手帳。それからその他検診の日程等が載っているもの。この小諸市防災と暮らしのガイドブック、こちらの一番左の中に、出産・子育て・学校の記載が7ページありますが、情報が埋もれて分かりにくいとの市民の声がありました。

  次のパネルなんですけれども、どこの市町村にもある子育て支援ガイドブック、こちらは冊子になっています。こちら手作りの感じで、ホチキスで止めてある感じなんですけれども、こういうのを小諸市も作ってアピールしたらどうですか。どうして小諸市は作らないんですか。ほかの市は大体全部あるんですけれども。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  お答えいたします。

  先ほど市長答弁の中でもお答えしましたとおり、全ての行政情報が一緒になっているガイドブックはお配りしているところではございますが、子育て世代の皆さん、比較的若い世代が多いということもございまして、ホームページで公開しております子育ちサイトですとか、公式ホームページで情報提供を充実を進めるというふうに考えておりますけれども、様々な周知方法について、今後も検討してまいりたいというふうに考えております。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  パネルをご覧ください。

  こちら、小諸市のオフィシャルサイトになります。

  スマホ、タブレット、パソコンで見られる小諸市の子育て支援の情報サイトは4通りの方法で得られます。

  まず、1つ目は、ここはちょっと見づらいんですけれども、移住定住サイトというのがありまして、ここに、こもろの子育てというのが入っています、ここに。写真もあり、色も鮮やかで見やすいです。

  2つ目は、オフィシャルサイト、この一番左側にあるんですけれども、ここの本当にここを押して、その後ずっと下の方をスクロールすると、妊娠・出産、福祉・健康というのがあり、必要な情報がありますが、福祉・健康に子育てに関する情報があることに気づかない方も多いし、アイコンが地味です。

  3つ目は、オフィシャルサイトの上にある3本線のメニューの中に、今ちょっとないんですけれども、上の方に、この辺のところに3本線がありまして、メニューの中にくらし・手続きというのがあります。そこをクリックして、さらに子育てに必要な情報がありますが、これも地味で、そこまでなかなかたどり着けません。

  4つ目は、オフィシャルサイトの一番下の関連リンクの中に、小諸市子育ちサイトがあります。これも最近知りました、私も。見つけられませんでした。教えていただいて分かりました。

  ここはイラストもあったり、先ほど市長のお話にもありましたが、ライフスタイル別や目的別の子育て情報の窓口がはっきり明記されていて分かりやすいです。しかし、本当に下の下のほうにあって、一番下までスクロールしないと分からないので、なかなかそこに行かない方が多いかなというふうに感じました。

  同じ子育て支援の情報を得るのに、小諸市のホームページは4通りもあるんですね。4通り行き方があるんです。こんなに4通りも必要ですか。小諸市のオフィシャルサイトを開いたら、子育て支援の詳細が分かるように1本化して、もっと見える化できませんか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  お答えいたします。

  議員おっしゃるように、4通りの入り口を設けてあるわけでございますけれども、やはり初めてこのサイトを訪れて、子育てのことをやっぱりメインに知りたいという方にとっては、非常にやっぱり分かりづらいというもの事実でございます。

  子育てサイトの公式ホームページ上のリンク先と言うんですか、そういったものも非常に目につきやすいような、分かりやすいような状況をつくっていけるように検討してまいりたいというふうに思います。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  今の子育て世代の方は、スマホを使って情報を得る方が多いので、オフィシャルサイトがシンプルで、分かりやすい入り口であることを早急に行ってほしいです。また、保育園、幼稚園に通園している保護者の方の情報源は、園からのお便り、あるいはICTを使って配信されるもののようです。こちらも情報の伝え方の工夫を行っていってください。

  パネルをご覧ください。

  失礼いたしました。このパネルは、飯田市の妊婦一般健康診査受診票が入っている袋です。ここには、この上のところなんですけれども、「「わからない」や「はじめて」の毎日が少しでもホッとできますように」というふうに書いてあります。またこちら、言葉と、それから安産の字を下げた犬のイラストがここあります。補助金とかそういうのだけではなくて、こういう言葉やイラストのひとつでも救われると、1歳の子どもを育てている子育て中の姪は言っていました。こんな配慮もあったらいいのではないかと思います。

  ここまで要旨(2)について質問をさせていただきましたが、最後に、小諸市の子育て支援の充実について、市長のご意見をお聞かせください。

○議長(丸山正昭議員)

  市長。

○市長(小泉俊博君)

  今日、土屋さつき議員から、様々な形で子育て支援のやり方、ご指摘もきつい言葉もありましたけれども、今、人口というか社会増にも転じてきていますし、それから、我々の狙いが若いファミリー層をどんどん増やしていこうという施策でしっかりやっていきたいという中には、必ずこの子育ての支援の充実ということは欠かせませんので、町内でまたいろんな方にご意見をいただきながら、しっかり対応できるようにしていきたいというふうに思います。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  今の市長のお言葉を信じて、しっかり対応していただけるようによろしくお願いいたします。

  次に入らせていただきます。

  要旨(3)子育て支援施設について。

  質問事項②のほうで、利用人数が増加しているということに対して、椅子や棚等の備品を増やすこととか、先生方の確保は必須だと思いますが、現状はどうですか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  先ほどのご質問の必要に応じて備品等の整備、それからまた、職員の配置についても努めているところでございます。また、どうしても部屋の広さには限界がございますので、椅子や棚等を作ることによって、ちょっと手狭になるということもございますので、そんなことも総合的に考えながら、検討をしてまいりたいと思います。また、必要な子どもたちが利用できるように、利用方法の見直しについても検討が必要だというふうに考えているところでございます。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  いろいろ検討をすることで、共働きの保護者にとって、子育てがしやすいな、いいなというふうに思うような配慮をお願いします。また、全部先ほどの前日の児童クラブ、児童館、こもロッジのほうをちょっと見させていただいたんですけれども、やっぱり人数が、先ほどの話、どこも増えている。先生方の数は増えていないというような中では、やっぱり、あと、備品についても老朽化してきているものとかもありますので、新しいものと交換していったり、人数が増えた分だけ椅子とか、あるいはヘルメットを入れたり、ランドセルを入れたりする場所の確保、これ必要かなというふうに感じましたので、その辺も早急な対応をお願いします。

  質問事項③ですが、利用人数が増えて先生の数は昨年並みである現状で、安全面の確保はできていますか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  職員の体制の充実には努めているところでございますけれども、施設の備品を大切に使用することですとか、安全に利用するためのルールも併せて、利用する児童ですとか、保護者に対しても周知をしていく必要があるのかなというふうに考えているところでございます。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  最近ですが、長野県内でも学校に不審者が入った等の事案も出てきています。子育て支援施設は、そのような場合の逃げ場、玄関以外の逃げ道の確保は行われていますか。

○議長(丸山正昭議員)

  教育次長。

○教育次長(安藤貴正君)

  子ども、あるいは職員の生命を守る安全対策といたしまして、日常の安全管理、それから緊急時の安全確保、さらには事後の対応と措置について、危機管理を示す不審者対応のマニュアル等を整備いたしまして、緊急時の児童の避難場所ですとか、避難経路について、職員や利用する子どもたちにも指導をしてまいりたいというふうに考えております。

○議長(丸山正昭議員)

  土屋さつき議員。

○3番(土屋さつき議員)

  学校では避難訓練とかいろいろと災害時の対策とか、不審者の関係の対応マニュアルとかいろいろありますが、やっぱり子どもがいる場所、この子育て支援施設もやっぱり同じように、先生、それから子ども、そこをお迎えに来る保護者みんなが、いざ何かあったときにはこういうふうにしなければいけない、こうやって安全も守ろうということがやっぱり周知徹底されているということが必要になってくると考えますので、どうかその辺もよろしくお願いいたします。何か事件や事故が起きてからでは遅いと思います。子どもたちが安心・安全で放課後を過ごせるような環境づくりや先生方の配置をお願いします。

  子育ては、お母さんが子どもを妊娠してから、高校を卒業するまで、あるいはもっと上の大学とか、専門学校へ行ってもずっと続いていくものです。補助金や検診の補助制度もそうですが、親だけではなく、いろいろな大人が他方面の角度から係わっていくことや、精神面の支援やサポート等、小諸市全体がうまく係わっていけるシステムづくりに期待します。

  これからはハード面もですが、子どもだけではなく、一人一人、人を大切にすることだというふうに思います。今朝、登校時の小学生の姿を見て、ランドセルをしょって歩いている子どもたちを見て、未来ある子どもたちがすくすくと育つことを祈り、またそれを見守りました。

  今日の質問はこれで終わりにします。

○議長(丸山正昭議員)

  以上で、3番、土屋さつき議員の質問を終わります。

© 2023 長野県小諸市議会議員 幸笑みらい
Powered by Webnode Cookie
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう