『トイレの改修と教員不足解消を求む!』 土屋さつき
R6年12月定例会
1 部活動の地域移行について
(1) 小諸市の部活動の地域移行について
① 部活動アンケート結果から見えてきたことをどう具現化していくのか
② 令和7年度末までにどのような計画で地域移行していくのか
2 小諸市の小中学校について
(1)
小諸市学校施設長寿命化計画について
① 小諸市立小中学校の校舎改修の状況と今後の見通しはどうか
(2)
教員不足について
① 小諸市の教員不足の現状はどうか
(3)
小諸市小中一貫教育推進基本方針について
① 市民への説明と周知をどのように行っていく予定か
② ワーキンググループの立ち上げと実施はどのように行っていくのか
◇ 土 屋 さつき 議員
○副議長(土屋利江議員)
次に、一問一答方式により、3番、土屋さつき議員の質問を許します。
3番、土屋さつき議員。
〔3番 土屋さつき議員 質問席〕
○3番(土屋さつき議員)
議席番号3番、土屋さつきです。
通告順に従いまして質問させていただきます。
小諸市は市制施行70周年を迎え、去る11月16日に70周年記念式典を行いました。この式典では、南ガ丘小学校合唱部と辛島美登里さんのオープニングセレモニーから、野岸小学校管楽部のエンディングまで、小中高校生にスポットが当てられ、明るい小諸市の未来に期待を膨らませることのできる式であったと実感しました。
芦原中学校、小諸東中学校両校の生徒会長による市民憲章朗読の中にあった1、すべての人びとが大切にされ、あたたかい心のかよいあう平和のまちをつくりましょう。1、教養を深め、かおり高い個性ゆたかな教育・文化のまちをつくりましょうに着目しました。
70年の歴史や伝統があり、様々な分野で発展してきたことを礎に、今までとはまた違った新しい小諸市を市民の皆様と共につくっていけたらと思います。
特に、教育に関しては、市にとって大きな転換期を迎えております。市民憲章を掲げるだけではなく、この実現に向けて、教育分野に限定して、順次質問させていただきます。
件名1、部活動の地域移行について。
要旨(1)小諸市の部活動の地域移行について。
質問事項①部活動アンケート結果から見えてきたことをどう具現化していくのかについて伺います。
○副議長(土屋利江議員)
ただいまの質問に対し答弁を求めます。
教育長。
〔教育長 山下千鶴子君 答弁席〕
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
中学校部活動の地域移行とは、これまで中学校の教員が担ってきた部活動の指導を地域クラブ、団体などに移行することです。スポーツ庁と文化庁が令和4年12月に策定したガイドラインに基づき、全国的に進められている取組であります。
教育委員会では、部活動の地域移行に向けた課題把握や施策の方向性を検討するに当たり、その基礎データとなる児童生徒、保護者、教師を対象とした部活動地域移行アンケート調査を行いました。この結果からは、部活動の実態や課題、それから対象者の意識、ニーズが見えてまいりました。
また、アンケート結果に基づく今後の方針作成のため、中心的な業務を担っていただく地域移行総括コーディネーターを7月から雇用し、学校長との協議や関係者との連絡調整を進めております。
今後、令和7年1月下旬を目途に学校関係者、スポーツ、文化関係者、地域団体関係者等で構成する協議会も設置を予定しております。協議会では、地域クラブへの移行及び地域連携に向けた課題に取り組むため、中学校部活動地域移行の方針や推進計画の策定、体制整備などの検討を進めていきたいと考えています。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
1月から協議会を立ち上げていくということで、これから進んでいくのかなというふうに思いました。
アンケートのみではなくて、保護者の生の声も、今、保護者入っておりませんでしたので、ぜひ協議会で聞いてほしいなというふうに感じております。
では、再質問にいきます。
保護者は、アンケートで月謝額で3,000円以内というのを求めていますが、一部でも市で負担するということは考えられますか。
○副議長(土屋利江議員)
答弁求めます。
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
お答えいたします。
地域移行後につきましては学校の活動ではなくなるため、基本的には指導者の謝金ですとか、保険料などの費用は受益者となる保護者のご負担ということになりますが、国や県の指針では、会費の適切な設定等、保護者負担の軽減を推進しているということもございますので、可能な限り安価な会費の設定に努めるとともに、先進事例などを検証することによりまして、より良い会費の金額については研究していきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
長野県の教育委員会は、返礼品のないふるさと納税サイト「ガチなが」を通じて寄附を募り、地域のクラブ支援を検討しているようですので、注視していきたいです。
小諸市と同規模自治体の須坂市では、11月16日、12月5日の信濃毎日新聞の報道によれば、地域移行した場合の保護者負担が1人当たり月額1,500円から4,000円以内、指導者の時給は1,100円と教育委員会が試算し、12月議会の一般質問の返答として、教育長が、生徒が参加しやすい会費を設定し、経済的に困窮している家庭への支援を検討するともう須坂市の教育長おっしゃっていますが、小諸市も同様の考えはありますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
先ほど議員おっしゃった須坂市の例は、私も新聞などで承知しております。
生活困窮の世帯につきましては、当然同じようなことは小諸市においても考えられますので、そういった面も含めて1月に立ち上げる協議会の中で協議をして決定してまいりたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今、保護者の立場なんですけれども、今度教職員の立場で、今まで教職員は、平日の部活動に関しては勤務時間外でも特に手当はなく指導を行っていました。休日はそれぞれ個人で申請して、現在3時間程度で2,700円、もっと言いますと、1日やっても2,700円、これ以上は出ない。特殊勤務手当という名前の手当ですけれども、それが支給されることとなっております。
その金額よりも少ない場合、須坂市は今1,100円ですので3時間やれば3,300円ですよね、その辺考えて設定していらっしゃるなというふうに思ったんですけれども、その金額より少ない場合は、小中学校の教職員が兼職兼業を望むことは考えられないと思うんですね。その辺も考えていただきたいということ。
それから、再質問で、保護者が不安や心配に思うことの一番に、活動場所までの移動手段というふうにあります。そこはどのように考えていますか。愛のりくんとか、あるいは芦原新校を立ち上げるのに必要なスクールバスの活用、これを部活動にも使っていくような考えはありますでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
地域移行後の活動場所として想定されるのが、公共のスポーツ施設、あるいは文化施設等、社会教育施設だけではなくて、学校施設の活用などももちろん検討していく必要があろうかと思います。
移動が過度な負担となることがないよう、活動場所の選定に配慮するとともに、こちらも先進事例等検証するなどして、活動の場所についても研究してまいりたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
他地域でやっていることは参考に過ぎないと思うんですよね。やっぱり小諸市としてどういうふうにやるか、地域も考えたり、距離も考えたり、そういうところも本当に加味していっていただきたい。
県内では既に行っている合同部活の際に、平日の行きはタクシーを使う、つまりお家の方が仕事でこの時間に移動するといっても、連れていけないよということ多いじゃないですか、平日なんか特に。その場合は、タクシーを使って、自治体で補助しているというケースももう実際にあるということです。しっかり研究してそれを生かしていただきたいと思います。
次に、アンケートの生徒のニーズとして、専門的な指導による技術の向上や大会やコンクールでの良い成績を求めているということが分かります。そこのことの対策は、市のほうで考えていただいた考察なんですけれども、各種研修というのが考察で上がっています。それよりもまずは地域の方、教職員も含めて専門性のある指導者選びのほうが重要なんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
休日の部活動につきましては、現在スポーツ協会、それから協議の団体、文化芸術団体や、今まで部活動の指導の経験がある方などに地域の人材の協力を得まして、指導者の確保には努めていきたいというふうに考えております。
地域移行の目的でございますけれども、子どもたちが生涯にわたって豊かなスポーツや文化芸術に親しめる環境を構築するということでもございます。技術等の向上や大会での好成績を修めること以外にも気軽に友達と楽しめる、出会ったり、適度な頻度で行える等、多様なニーズに応えた活動を行うことができる環境を整備していくことも大切なことだというふうに考えております。
地域移行理解した上で、幅広い知識や能力の習得に努めていただけるような指導者の確保ということを、それに協力いただけるような取組をしたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
指導者の確保というのは、短期間ではとても難しいことだと思いますので、長期的なことを考えながら、あと直接生徒に接するという方になりますので、本当にその辺の人選とかお願いしていきたい大事なところかなというふうに思っております。
パネルのほうご覧ください。
こちらのパネルなんですけれども、先ほど教育長の話でもありましたが、スポーツ庁のホームページよりということで、令和5年度の開始から3年後の令和7年度をめどにということになっています。今、この辺ですよね。
長野県では、もう令和8年までにはというふうになっていますが、けれどもやっぱりもう先を見越してやっていかなければ、8年度だからいいよねというんじゃなくて、やっぱり7年度すごい大事かなというふうに思っております。
休日の運動部の部活から段階的にということですので、段階的ですから、今までもうほとんど進んでいませんので、ここで一気に進んでいかないといけないのかなというようなことを感じております。
次のパネルなんですけれども、理想的なのはこれですよね。これになれば一番いいなというふうに思っていますが、まだ小諸市はこの段階かなと。直ちに1、2のような体制を組めない場合は、これとかこれをやっていきましょうというふうになっておりますので、まずはだから、地域の人材の掘り起こしをして、部活動の指導員を決めて、部活動に関わっていただくということ。
それから、本市の場合は2つしかありませんが、合同部活できるところからもう始めていくということですよね。それで、そこに部活動の指導員の方が関わっていただく。それをやりながら、民間事業者を見つけていただいたり、地域の関係とか、あとはスポーツの団体、そことの連携とか、あるいは、研究されている大学からいろいろと知識を学んだりとか、指導者のこととかですよね。そういうことをやっていくという方向性かなと思っております。
それで、質問事項②なんですけれども、令和7年度末までにどのような計画で地域移行していくのかをお伺いします。
○副議長(土屋利江議員)
答弁求めます。
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
長野県、今ありましたが、長野県は、国が改革推進期間中としている令和7年度末までに県内一律に休日の移行を進めることは困難と考え、地域の実情に応じて令和8年度末を目途に休日の学校部活動の地域クラブ活動への移行完了を目指すということを指針とガイドラインに示しております。
小諸市のスケジュールも県の指針等を踏まえて、まずは休日の学校部活動について、令和8度末を目途に地域クラブ活動に移行することを目標にしております。
令和6年度中に協議会を設置して、推進計画や地域移行方針の策定を進めるとともに、生徒や保護者、関係団体等への説明会を開催、令和7年度末までには、部活動の地域移行等に関する実証事業を実施する予定でおります。
実証事業は、アンケートやヒアリングから、まず1つ目、既存にないけれどもニーズの高い部活動、2つ目、どちらか片方の中学校にある部活動、3つとして、両中学校にある部活動から受入れ体制の整いやすい部活動を先行して地域移行することを検討しております。この実証事業の結果から、小諸市の実態に応じた地域クラブの在り方を検討、協議したいと考えております。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の1、2、3、3つありましたね。そこ、本当に特に私が思っているのは、どちらか片方があるという、合同部活ですよね。地域のクラブと協議してできる種目から進めていくということも大事だと思いますし、小諸東中学校で単独で行っている部活動をちょっと調べましたら、陸上、卓球、柔道、女子ソフトボール、それから美術部、あと、芦原中学校単独で行っているのは合唱部、こちらも合同部活を見据えて、令和7年度の入学生の部活希も今度の1年生からこれも選択肢に入れて、やりたいの、どうとまず聞いてもらえたらいいんじゃないかなと、それでやりたいと言ったら、じゃ、合同部活できる方向で考えていけないのかなというふうに思うんですけれども、その辺いかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
お答えします。
今、議員おっしゃるように、どちらか片方にしかない部活動については、まず、一番真っ先に考えられるのは合同部活ということだと思います。
既に協議によっては、今、小諸東中学校、芦原中学校、合同でやっている実は種目もございます。ですので、そんなこともちょっと念頭に置きながら、ほかの部活についてもそういったことを行うかどうかの検証していくということとなります。そんなことも含めて、これ、各自治体、本当に一律な方法ではなく、地域の実情に応じたという導入ということが言われていますので、小諸市に合った方法を模索していきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
すみません、その辺模索していただいて、もうやっているところもたくさんあるんですよね。私が教員になったときに、もう既にやっていた、もう10年前とかにやっている場所もありましたので、市町村もありましたので、できるところからということでやっていっていただくといいかな。
あと地域のスポーツクラブとの連携はいかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
地域のスポーツクラブとの連携ということでございますが、こちらにつきましても、各小諸市のスポーツ協会、あるいは陸上に関して言えば、あさまねスポーツクラブというようなところもございます。そういったところにも相談、あるいはアンケートの聞き取りなんかも過去に実施しておりまして、その当時は、まだ学校の意向が分からないので、その学校の意向に沿った形での対応考えたいということでございましたので、今回の来月発足する協議会の中でそんなことも含めて、地域の各団体との連携ももちろん重要視してまいりたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
合同部活と連携と両方同時進行でやっていただければというふうに思います。
次に、長野県でも部活動の地域移行の人材バンクについては働きがけをしていますが、小諸市では人材の掘り起こしや地域の受入れ体制の整備は行っていますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
スポーツに関して言えば、協議ですとか、あと活動の経験などある専門性のある指導者がいる各団体の代表者と懇談であったり、スポーツ教室の指導者からヒアリングを、先ほど申し上げましたが、行いながら、指導者の確保や掘り起こしを進めているところでございます。
また、各団体に所属しない指導者の掘り起こしにつきましては、11月15日に県が開設しました信州地域クラブ活動指導者リストのサイトをマッチングツールとして活用していきたいというふうに考えております。
さらに、学校の部活動だけではなく、地域で実施されている活動の内容等も生徒や保護者に周知するなどして、生徒が興味関心に応じて自分にふさわしい活動を選べる仕組みも検討していきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の話にありました県の人材バンクでの登録なんですけれども、これは多分人口が多い長野市、松本市、上田市がやっぱり人材が多いのかなというに予想されます。その方がたとえ東信の上田市からも毎週小諸市に通って、中学生に部活を指導してくださるというのはかなり難しいんじゃないかと思います。だからこそ、その件に関しては県に頼るばかりでなく、小諸市在住の方の掘り起こしというのが必要かと思うんですが、市長、小中、高校生時代の例えば柔道のチームメイトにお声がけいただくとか、そういうのはいかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
市長、答弁願います。
○市長(小泉俊博君)
まずは議員のご主人にお願いをしたいと思います。いかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
何人かお声がけいただきまして、今の仕事との兼ね合いもあると思いますので、その辺、顔の広いところで、いろんな方にお声がけいただいて、やっぱりこの方にお願いしたいというのもありますし、この競技をお願いしたいというのもありますので、その辺が大事かなというふうに思っております。
再質問なんですけれども、部活動顧問と部活動指導員や外部指導員との、つまり学校の先生と部活動の指導者や外部指導員との連携というのがすごく重要だというふうに思うんですけれども、小諸市として、その点はどのように考えて取り組みますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
部活動の指導者は技術的な指導を行うとともに、もちろん先ほど議員おっしゃったように、顧問の教員等と日常的に指導内容やあと生徒の様子、事故等が発生した場合の対応等について、やはり常に情報交換を行って、連携を十分に図っていくことが大切であるというふうに考えております。
取組につきましては、令和7年度からの実証事業は、関係者へのヒアリング等を通じながら、望ましい方法について継続して研究していきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今までですと、子ども学校に行っている間に勉強も部活も終わって帰宅する。休日もその学校に行けば部活ができました。でも、これからは、金銭面や送迎面等のハードルが高くなればなるほど、やりたいのに部活ができなくなる、そんな生徒が増えるのではないかと危惧しております。そのような状況に陥らないようにしっかりと協議会を行い、決め出していってください。
また、休日のみならず平日の地域移行もできる競技や、できる種目から進めていっても良いと思いますので、ご検討をお願いします。
それでは、件名の2に移ります。
9月議会の一般質問でも、小諸市立小中学校の校舎やトイレの劣悪な状況について質問し、答弁をいただきました。そのことに対する市民の反響は大変大きく、議会と語る会でのご意見の中には、市は今を生きる子どもたちを一番に考えてほしいというのが多くありました。前回よりさらに掘り下げて質問させていただきます。
件名2、小諸市の小中学校について。
要旨(1)小諸市学校施設長寿命化計画について。
質問事項①小諸市立小中学校の校舎改修の状況と今後の見通しはどうかについて伺います。
○副議長(土屋利江議員)
答弁を求めます。
教育長。
〔教育長 山下千鶴子君 答弁席〕
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
9月議会の一般質問の答弁でもご説明したとおりでございます。大規模な校舎の改修工事は非常に多額の費用がかかるため、全小中学校の施設を対象とした包括的な視点で改修内容の必要性や優先度について検討し、国からの補助金等を活用しながら、計画的に実施していく必要があると考えております。
昨年7月に策定した小諸市学校再編計画におきまして、中学校区別に今後の再編、大規模改修等の方向性を示しております。
この中で、小諸東中学校区については、学校施設としては当面現状を維持するため、既存施設の大規模改修、必要な維持補修工事の継続実施をするとしております。
一方、芦原中学校に関しましては、3小学校統合し、令和10年度の開校を目指し、芦原中学校敷地に併設するとしております。したがって、芦原中学校区の小学校は大規模な改修工事は見送り、当面は緊急対応的な修繕のみ対応してまいります。
一方、小諸東中学校区の小学校につきましては、小諸東中学校の大規模改修工事が今年度終了いたしましたので、来年度以降に全体的な大規模改修の計画を策定して、改修工事を実施してまいる予定でおります。
以上でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
それでは、先にパネルをご覧ください。
こちら南ガ丘小学校の北校舎なんですね。南ガ丘小学校の北校舎の外壁工事は9月に工事発注を行い、10月末までには工事を完了させるとの9月議会の答弁でしたが、早急に工事が行われず、10月末まで工期が延びました。これ、もう11月の状況なんですけれども、それはなぜなんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
今、お示しのあった当該工事につきましては、8月14日付で工事発注をいたしまして、8月の中旬には作業の足場を設置し、剥離片、そういった落下防止の措置を実施をしております。そして、9月の中旬には、剥離した塗装とコンクリート片の除去を行っております。
それまでの間というは、既存塗料のアスベスト含有量の検査等を実施してまいったところでございます。
当初の予定では、剥離片の除去後に、剥離片の原因調査のための1週間ほどの養生の期間を設けて、原因に対する対処をしてからモルタル補修及び再塗装を行う予定で進めておりましたが、はっきりとした原因の特定には至ることができませんでした。そこで、原因の1つと疑われます水切りの劣化への対応として、金属製の水切りでカバーするということを実施いたしましたが、部材の製作に時間を要したため、10月17日付で工期の延長する変更契約を締結し、11月29日に竣工となっているところでございます。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の説明で理由はよく分かりました。
学校のほうに確認しましたら、11月30日は足場の撤去も終わって全て終了したということでした。
大変よかったと、これでごみ捨てにも行けるし、安全も確保できるというような学校のお話でした。このような状況やっぱり一刻も早くつくっていただきたかったなというふうに思っております。
北校舎の外壁の崩れは大分以前からのこの状況が生じていました。児童や生徒にとって危険なため、安全面を考慮して、もっと早急に対応すべきであったんではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
議員のご指摘のとおりでございます。
今回の工事につきましてもそのようなことを踏まえて、安全面の考慮、あるいは足場の設置とともに剥離片の落下防止の措置として、コーンやバー、そしてネットの設置をして、安全を優先に実施をいたしました。
今後はこのような危険箇所の対応につきましては、早急にできるよう努力してまいりたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
このような状況が生じてすぐにやっぱりその場、現場へ行っていただいて、確認して、もう危ない、危険と確認した時点からもうすぐに着手できるように考えていただきたいなと、子どもに関することですので。
次です。
坂の上小学校なんですけれども、校舎は老朽化が進み、前日窓の建てつけが悪くて、先生方の10月の点検で、14か所の不具合があるというような話を聞いていますが、この件についての対応はいかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
10月下旬に建てつけが悪くなった2階の教室の窓を教員が強引に閉めようとして落下させた旨の報告をいただいております。それを受けて、工事を発注済みでございますが、今後は日常的に開閉が必要だが、開け閉めができないですとか、あと動作が著しく渋いとの不便を感じている窓の点検結果を学校から頂きましたので、それを基にまずは落下の危険があるであろう2階、3階の窓の修繕の見積りを現在徴収している最中でございますので、見積りが出次第対応したいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
こちらも南ガ小学校も危なかったんですが、今、坂の上小学校もとても危ない状況があるということが、現在確認されております。今後坂の上小学校が廃校になるということもありますけれども、3年間子どもたちがまだ使いますので、その間のやっぱり安全は保障しなきゃいけない。そこをやっぱり考えていただきたい。
続きまして、坂の上小学校ですけれども、1学期に2、3、4、6年生のトイレ、2学期には1から4年生のトイレが流れずに水があふれるという状況があったと聞いていますが、この件についての対応はどうでしたか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
この件につきましては、10月の下旬に業者に見積り依頼をしております。ただ、詰まりの程度が不明であったということから、改修するための薬品の使用量が事前には提示できないということの回答であります。また、便器を外して施工するとなると、古い型のため便器が再利用できないということもございまして、新品に交換する必要があるという結果でございますので、まずは先行して薬品による作業の実施を依頼したところでございます。
11月下旬の薬品とツールによる詰まりの解消作業を実施済みでございますけれども、さらに 員から別の箇所についても詰まりの相談をされておりますので、現在その対応についても検討している最中でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
坂の上小学校は廃校まで3年あります。跡地利用で使うということもあるし、地域の避難所にもなりますよね。
例えば自宅のトイレがあふれた場合、3年後に家を建て直すと決めていたとして、じゃ3年後建て直すからトイレ直さなくていいよというふうになるかというと、やっぱりそのままにするんじゃなくて、必要経費の中で、できる範囲で直して3年間使うというふうに考えていくと思うんですよね。
それから、これに関しては、地域の方とかそれからOBの方、大変たくさんの方がこの坂の上小学校のトイレに関しては心配をなさっている。このままではいけない、何とかしてください、本当に多くの方の強い思いがございます。そのことをちょっとお伝えします。
それから、再質問で、今度東小学校のトイレなんですけれども、こちらは前回の議会でもお話しさせていただきました。雨の日には特に臭いがひどくて、今夏ではないんですけれども、どぶ臭い臭いが上ってくると、そんなような現場の声がありますけれども、こちら現場のほうの確認のほうは行っておりますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
こちらも以前から学校からの相談は受けております。相談のあるつど、こちらでも現場に出向いて、確認もしているところでございます。
一部改修を終えたトイレもございますが、財政状況も考慮する中で、現在高圧洗浄による対処ができないかということを検討しているところでございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
前回の9月議会の答弁で、トイレについては文科省の補助メニューとして、独立したカテゴリーであると。そのメニューを使えば改修できるのかなというふうに思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
今、議員がおっしゃるとおり、大規模改造の、これはトイレに特化したメニューでございますが、そのメニューがございます。大規模改造の、通常の校舎の改修と併用といって一緒にできることから、小諸東中学校の大規模改造のつきましては、このトイレの部分については、このメニューを活用して実施したという経過もございます。
東小学校のトイレの臭いと抜本的に解決するには、配管も含めて交換するという必要があると考えておりまして、そうなりますと、校舎の大規模工事に合わせて実施するのが理想ということではあります。そうはいっても、その大規模改造の工事と合わせてやるには、財政的な面もございまして、すぐにはできないということもございますので、過去に東小学校のトイレ、小規模な改善で実施したという経過もございまして、その工事によって完全にとは言いませんが、ある程度の臭いの解消が、改善が見られたという経過もございますので、当時の工事を請け負った業者から、どういうような工事の内容で実施することでよって、どの程度解消できるかも含めて、現在改めて見積りを取っているというところでございます。その金額によって、これについては、新たな大きな大規模改造の補助メニューを使わずとも、小規模の改善で対応できる部分は早急に対応していきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
対応の仕方いろいろあるかと思うんですけれども、子どもたちは学校は選べませんよね、義務教育なんで。だから、ここの地区に生まれて、ここに育っているからこの小学校ということですよね。だから、こちらの学校に行ったら直ったけれども、こちらの学校に行ったら直らない、臭いまま。それから、逆流してくるまま、あふれるまま。それ、違うんじゃないかなというふうに思うんですよ。
専門業者の作業を得ての同様の詰まりとか臭いが今後も考えられるんですけれども、ちょっと市長にお聞きしたいんですけども、このトイレの件、私前回も今回も話しさせていただいていますが、市長はこの辺について、どのようにお考えでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
市長、答弁願います。
○市長(小泉俊博君)
議員おっしゃるとおり、確かに毎日トイレ使うものですし、今いる子どもたちが快適な状況で学校生活過ごせるということが一番の理想であるますので、教育委員会また中心に、技術的な問題も多分あるかと思います。何でこんなに、小諸市のトイレだけではないと思うんですけれども、文科省のほうでトイレの特別な予算があるということは、全国の小中学校でも、公立学校ではそういうがやっぱり経年劣化の中であるのかなという想像もしつつ、どういう形がその改善になるのか。全面改修というのは、なかなか実際には、先ほどの話のとおり、大規模改修と合わせてやらなければ難しいという、経費の問題もありますけれども、何とか小規模を中心にありとあらゆる方法を試していただきながら、今の改善ができるように努めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員
○3番(土屋さつき議員)
今、市長から何とか小規模でも改善いく方向ということをお示しいただきまして、大変心強く思います。ぜひ小諸市の明るい未来のために、きらきらした瞳の子どもたちが本当に忘れないんですよ、70周年記念のステージで立って話していたお子さんたち。すばらしかったじゃないですか。あの子たちが使うトイレですよ。本当に大事にしていただきたいと思います。
南ガ丘小学校、東小学校は大規模改修の計画を策定して実施するという9月議会の答弁でしたので、令和7年度の予算に組み込まれるという理解でよろしいんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
お答えします。
芦原新校、現在令和10年4月に向けて準備進めてございますが、芦原新校の工事と並行して、南ガ丘小学校、そして、東小学校の大規模改修を実施するということは、財政状況からも非常に難しい面はございますが、小諸東中学校区の再編ということも将来的には当然見据える必要がございます。二重投資ということにならないように考慮もしていかなければならないということでございますので、その辺も考慮して、計画を策定した上で実施するというふうに考えているところでございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
二重投資にならないということは、つまり見通しを持つということですよね。だから、小諸東中学校区も芦原中学校区も全部考えて、小諸市として、どの時期にどうやってお金を使って、どうしていくのかという見通しがなければ、二重投資になる可能性もあるということですよね。そこ、しっかりと考えていただきたいというふうに思います。
学校再編に関しては、要旨(3)でお聞きしますので、ちょっとそちらで伺います。
要旨(2)教員不足について。
質問事項①小諸市の教員不足の現状はどうかお伺いします。
○副議長(土屋利江議員)
答弁求めます。
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
小諸市に限らず全県的に教員が不足している状況であります。県下では、欠員が出たまま4月をスタートしなければならないと、そんな学校も現在想定されております。また、産育休、それから療養休暇で補充が必要となった場合も、退職された方や家庭に入られた方にも連絡してお願いをするといった状況で、何とか今に至っています。このことは、小諸市においても同様であります。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
県内の教員欠員が最多75人というショッキングな記事が11月28日の信濃毎日新聞にありました。特に小学校の欠員が一番多いというふうにも報じていました。
再質問なんですけれども、学級担任が不在のクラスがあるということについて、解決策はないんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
この件につきましては、先ほども議員がおっしゃったとおりでありますが、昨今の新聞報道やテレビの報道等を通じて、全県的に教員不足は深刻な状況であるということは伝えられているところであります。小諸市ももちろん例外ではございません。
県の講師リストの順番を待つような状況に現在なっているということもございますが、校内の体制の工夫ですとか、あと校内の配置を変更しながら何とか対応しているという状況でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
担任の先生がいない学校に安心して子どもたちは通えますか。保護者はどんな思いで朝、子どもたちを送り出すんでしょうか。その辺も考えていただきたい。
そして、病気療養や産育休などで生じる欠員に対して、教諭代替がいない。実際当該校に勤務する先生方が空き時間を使ったり、教頭先生が授業の補欠に入ったりせざるを得ない状況になりますよね。このままでは、教職員が疲弊してしまったり、療養休暇や育児休暇も取りたくても取れなくなってしまうのではないかと思うんですね。私も産育休とかいただいて、代わりの先生に入っていただいた。本当に安心してお休みも取れましたし、保護者にもお話もできたし、子どもたちも安心して授業もやっていたと思うんですが、そういうことができないということなんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
教育の現場では、代わりの教職員が見つからないという場合につきましては、校内の体制で対応していくことになりますので、当然教頭先生をはじめ、他の教職員の負担が増えるということが考えられるということでございます。
県が加配する欠員対策教員などの依頼もしながら、教職員を支えていくというのが現在考えられるということでございますので、そういったことで何とか対応していくというのが実情でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
長野県教育委員会が小中学校に急な人手不足に対応するために、欠員対策教員というのを派遣していますが、この教員は最大2か月ということが決まっております。このシステムの期間延長していただくとか、及び教員免許保有者の人材バンクを県と市と協力して行うとか、そういうことを要請していったりとか、人材バンクをつくっていくという、そういうことはできないんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
小諸市も今年度、先ほど議員おっしゃった件の欠員対策教員の加配を実際いただきました。佐久地区内には、同様に配っている学校もございますので、順番待ちで2か月ずつサポートをしていただくような状態でございます。
当然今後も県との情報共有など連携は必要となりますけれども、県費の教職員の配置につきましては、基本的には県にお願いしていくということしかないということが実情でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
小諸市の支援教員というのは、教員免許を持っていても担任はできないんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
担任できないということはございませんが、市の支援教員は、当然その支援教員としてのそういった任務を明確にした上で配置しているという職員でございますので、基本的には支援教員としての任務を全うしていただくということでございます。
もちろん実情に応じて緊急的に対応が必要なときは対応することもございますが、それが恒常的になるということではなくて、きちんとしたその辺は役割を分けて配置しているということでございますので、その辺は各学校にもご理解いただいているところではございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
他市町村では、市費とか町費の先生が担任を持っているというところもありますね。それで、令和7年度のスタートに当たり、市費の教員の余裕を持った配置をして、担任の先生がいないとか、もしも体調が悪かったり、産育休でいらっしゃらない場合に、その先生に入っていただくような、そんな市としての配置はできないんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
現状では、非常にやはり難しい部分がございます。職員が1校に集中させるなど、今回の学校再編を機に小諸市全体の教員配置の問題解決については引き続き検討していきたいというふうに考えております。
なお、やはり先ほども一番最初の冒頭でも議員おっしゃったように、教員の不足という実情があるからには、市費の教員、支援教員の確保についても非常にやはり難しい部分もございますので、そんなことも実情としてあるということはご理解いただきたいと思います。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
ペーパーティーチャーは、例えばこの議場の中にもたくさんいらっしゃいますよね、教員免許をお持ちの方。私が存じている方でも何人もいらっしゃいますよね。そうしますと、この中でも何人もいらっしゃるということは、限られた人数で複数人という割合ですから、小諸市や佐久圏域にはたくさんいらっしゃると思うんですよね。お声がけして、講師登録をしていただくようにできないかな。
それから、50代後半から60代の方に、退職後教育を担っていただくというようなこともできるんじゃないかなというふうに。例えば市役所を退職された後、教員をやっていただくとか、そういうことも選択肢に入れていただくのはいかがなんでしょうか。そんなことも考えていっていただけたらと思うんですけれども、教育長、いかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
おっしゃるとおりでございます。全力を挙げて探してはおりますが、なかなか手を挙げていただける状況がございません。また、免許の関係もございまして、小学校の免許を持っていないと、小学校には勤務していただけないとか様々な事情がございます。精一杯先生方を探すことは努力したいと思います。
また、各小中学校でも保護者対象の校長講話の折に、ぜひお近くに教員免許を持っていらっしゃる方がいたら、お声がけくださいというようなことは、校長自ら発信していただいております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の校長先生がPTAの方に、教員、どなたかお知り合いいませんか、それを聞いてかなりショックだったって、そんなにいないのかと本当にお母さん方おっしゃっていました。
すみません、では、ちょっと時間もないので、要旨(3)のほうに移ります。
要旨(3)小諸市小中一貫教育推進基本方針について。
質問事項①市民への説明と周知を行っていく見通しはどうかについて伺います。
○副議長(土屋利江議員)
答弁求めます。
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
4校を中心とした各校のPTAが集る場で、小諸市小中一貫教育推進基本方針の説明の時間をいただくよう、小諸市校長会を通して依頼しております。
昨日の答弁にもございましたが、11月1日には、小諸市学校職員会共同研究会の場で、全教職員に説明を行いました。少し遡りますが、10月21日には、小諸市PTA連合会、市教委との懇話会ということで、ご依頼をいただき説明会を、それから10月24日には、小諸東中学校の生徒が学校再編についての学習に来庁してくれまして、学校再編整備係より説明をいたしました。様々な意見、感想をいただくことができました。
また、芦原中学校区の3小学校では、保護者対象の校長講話の中で説明いただいております。
今後もこのような小中学生の授業の要請やそれから区、その他の団体からの説明要請にも丁寧に答えていきたいと考えております。
今後の予定としては、12月16日には、青少年補導委員会研修会で、それから、12月18日には、芦原中学校で芦原中学校区の保護者対象に説明会、これは基幹校であります芦原中学校の校長先生に説明会をしていただくということで予定しております。
それから、ちょっと加えさせていただきますのは、子どもたちにつきましては、既に交流会を行っております。7月には、芦原中学校区においてですが、3小学校の子どもさんたち、6年生、それと中学生とで交流会を行いました。また、12月13日には、3小学校の2年生、生活科の学習の一環で3校の交流会、これは昨年1年生の折にも行いましたが、今年も2年生になりましたので行う。今後も様々に計画してまいりたいと思います。
そのほか、コミュニティテレビこもろに依頼して、制作いたしました市民向け説明動画もようやく完成いたしました。各校へ配布を行い、活用をしたり、市のホームページを通じて、ユーチューブによる配信を行っていく予定でおります。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
いろいろな方策を考えていただいているということや、子どもたちの交流も行われているということで、進んできているなというふうに思いました。
再質問なんですけれども、11月13日と11月16日の市民説明会ですが、大変参加者が少なかったんですけれども、このことについてはどのように捉えていますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
参加者が少なかったということにつきましては、内容の周知ですとか、あと技術、時間等の設定、あと会の在り方などもアンケートをいただいた市民の声を基に教育委員会で分析をいたしまして、今後に生かしていきたいというふうに考えているところです。
また、子育て世代、特に小さいお子さんの世代につきましては、なかなかこういった説明会を市が主催しても出席できないということもございまして、声として、広報「こもろ」やいろんなことを通じていろんなことを通じて情報発信してほしいというような声も届いておりますので、そういうような形で情報発信にも努めていきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の次長のお話の選択した日時や場所というのはやっぱり大事かなというふうに思いますので、日程についてもこれから考えていただきたいということ。
それから、令和5年1月24日から2月2日の18時30分から6小学校で行った小諸市再編計画の検討状況中間説明会、私も4校ほど参加させていただきましたけれども、保護者や地域の方がどの会場に多数集まっていましたよね。このような各小学校ごとに、けれども、これはPTAの方とか先生とかそういう限定ではなくて、地域の方も行けたし、いろんな方が行けたと思うんですけれども、こんな各小学校ごとの説明会というのはいかがなんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
市民説明会の内容につきましては、当日参加できなかった保護者や地域の皆さんにもお伝えできますよう、先ほど教育長の答弁にもございましたとおり、市のホームページを通じてユーチューブによる配信も現在行っております。
また、各校に出向いて、PTAが中心になりますけれども、集まる機会を学校で設けていただいて、そちらへ教育委員会が出向いて説明するような時間をぜひつくってほしいということは、市の校長会を通じて現在依頼しているということでございます。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
ここで重要なのは、決して芦原中学校区だけじゃなくて、全ての小学校で実施したということですね。例えば野岸小学校とか南ガ丘小学校とか、そこでも意見が出ますし、やっぱりたくさんいらしていますので、そういうことが大事かなと。
あと早めに小諸東中学校区の見通しを立てるためにも、先ほど話が出ています二重投資にならないためにも、今から東中学校区のご意見もお聞きして、方針を決めていくと、そこも重要になってくるかなというふうに思います。
それから、市民説明会の意見にもあったんですけれども、小諸市小中一貫教育推進基本方針では、芦原中学校については、令和10年度の開校時に義務教育学校としますと明記しながら、なぜ広報「こもろ」11月号には、義務教育学校にするという大切なこと、つまりキーワードを記載していなかったんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
こちらにつきましては、広報「こもろ」11月号には、小中一貫教育推進基本方針を策定した旨の記事は掲載させていただきました。広報「こもろ」の原稿の提出の期限の関係ですとか、あと紙面の構成等も考えて、広報「こもろ」12月号でその一番大事な部分でありますなぜ小諸市は義務教育学校を目指すのかという特集を組むことを当初から想定してございましたので、こちらのほうで義務教育学校という学校 も含めて、丁寧に説明したという経過でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
そうであれば、一番大事な肝なんで、11月号に義務教育学校にしますよといって、義務教育学校、こうですと、それで、12月号に基本方針の詳細、それにつけてもこういうことやっていきますという方法もあったのかなと。そういうのがなかったんで、義務教育学校が急に来て、市民が混乱しているとか、理解が不十分という、昨日の同僚議員の質問にもありましたけれども、そこにつながっていくのかなと。
ちょっとそのような質問もしたかったんですけれども、時間の関係で割愛させていただきますが、義務教育学校の勤務経験者の私としては、決して義務教育学校は悪いイメージはありません。でも、今市民からの声は、義務教育学校って何なの、大丈夫なのというマイナスイメージがとても独り歩きしているようにさえ思います。やっぱり一つひとつ丁寧に説明が必要かなと。
パネルをご覧ください。
これ、小諸市の小中学校のコストの比較で、以前頂きました小諸市の学校再編計画に載っております。こちら、市民説明会の中で、市民の声からあったんですけれども、芦原中学校区の3小学校と1中学校の現状コストはこれですよね。13.2億円で、統合すると9億円になります。ここで4.2億円少なくなるんですけれども、それは教育費全体の……、すみません、教育費というのは次のページにありまして、これだけ教育費かかると。じゃ、この中の何にこの4億円を使うのかなという、その辺はどのようにお考えでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
今回芦原中学校区の再編によって現在の経費のかける金額が試算ですと、マイナス4.2億円ということは今議員から説明があったとおりでございますが、これの経費の使い方、資源の配分の仕方ということになろうかと思いますが、もちろんこれ教育委員会だけで考えるわけにはいきませんので、市全体の財政の中の資源配分という部分で検討していくことになります。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
先ほどの教員不足の話もありますけれども、低学年の1学級の人数を減らして、市費の担任の先生を増やすとか、支援員を増やしていくとか、市費の養護教諭とか不登校支援のための相談室等の人件費に使っていただくとか、やっぱりそういうところに使っていただきたい。
義務教育学校にしたから不登校がなくなるとか、あるいは減るとか、あるいは学力が上るとかじゃなくて、やっぱりそこの厚い支援、そこにいろいろな人に携わっていただくところが重要かなというふうに思っています。
それから、ワークショップも先日行われましたけれども、この辺のところもいろいろなワークショップをこれから行っていただいて、教職員とか児童生徒、保護者にも実施していただきたいし、この声をぜひ繁栄させていただきたいなと、設計に。やっぱり新しい設計を使っていただきたいなということをちょっと感じました。
質問事項の②です。
ワーキンググループの立ち上げと実施はどのように行っていきますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
ワーキンググループの組織体制ですが、昨日もお話ししたとおりでございますが、4つの部会を立ち上げる計画でおります。1つは総務部会、それからもう一つがPTA地域部会、そして通学部会、教育部会の4部会を考えております。
時期としては、部会によって段階的にはなるかと思いますが、令和7年度を予定しております。
立ち上げに際しては、統合予定校の校長4名をそれぞれの部会長といて、担当教員、地域の関係者等を構成員とした部会の人選を進めていきたいと考えております。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の答弁の中にあった4つのほかに、施設部会とか、開校するに必要な部会とか、あと放課後の事業部会というのも必要かなというふうに考えています。
設計の中に、児童館、学校の中にあったんですね、先日ワークショップで。現在の各児童館の先生方とか保護者の意見を聞いてあそこになっているのか。あるいは地区にある児童館そのまま使いたいという地区ももしかしてあるんじゃないかと。子ども、地区に帰してもらって、そこにお迎えにいく。そんな声は聞かれていますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
児童館のことについてなんですけれども、4校の教職員に対しては、児童館や児童クラブについてもヒアリングを行ってほしいということを依頼してございまして、各校通じて児童館の職員に1 部活動の地域移行について
(1) 小諸市の部活動の地域移行について
① 部活動アンケート結果から見えてきたことをどう具現化していくのか
② 令和7年度末までにどのような計画で地域移行していくのか
2 小諸市の小中学校について
- 小諸市学校施設長寿命化計画について
① 小諸市立小中学校の校舎改修の状況と今後の見通しはどうか
- 教員不足について
① 小諸市の教員不足の現状はどうか
- 小諸市小中一貫教育推進基本方針について
① 市民への説明と周知をどのように行っていく予定か
② ワーキンググループの立ち上げと実施はどのように行っていくのか
◇ 土 屋 さつき 議員
○副議長(土屋利江議員)
次に、一問一答方式により、3番、土屋さつき議員の質問を許します。
3番、土屋さつき議員。
〔3番 土屋さつき議員 質問席〕
○3番(土屋さつき議員)
議席番号3番、土屋さつきです。
通告順に従いまして質問させていただきます。
小諸市は市制施行70周年を迎え、去る11月16日に70周年記念式典を行いました。この式典では、南ガ丘小学校合唱部と辛島美登里さんのオープニングセレモニーから、野岸小学校管楽部のエンディングまで、小中高校生にスポットが当てられ、明るい小諸市の未来に期待を膨らませることのできる式であったと実感しました。
芦原中学校、小諸東中学校両校の生徒会長による市民憲章朗読の中にあった1、すべての人びとが大切にされ、あたたかい心のかよいあう平和のまちをつくりましょう。1、教養を深め、かおり高い個性ゆたかな教育・文化のまちをつくりましょうに着目しました。
70年の歴史や伝統があり、様々な分野で発展してきたことを礎に、今までとはまた違った新しい小諸市を市民の皆様と共につくっていけたらと思います。
特に、教育に関しては、市にとって大きな転換期を迎えております。市民憲章を掲げるだけではなく、この実現に向けて、教育分野に限定して、順次質問させていただきます。
件名1、部活動の地域移行について。
要旨(1)小諸市の部活動の地域移行について。
質問事項①部活動アンケート結果から見えてきたことをどう具現化していくのかについて伺います。
○副議長(土屋利江議員)
ただいまの質問に対し答弁を求めます。
教育長。
〔教育長 山下千鶴子君 答弁席〕
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
中学校部活動の地域移行とは、これまで中学校の教員が担ってきた部活動の指導を地域クラブ、団体などに移行することです。スポーツ庁と文化庁が令和4年12月に策定したガイドラインに基づき、全国的に進められている取組であります。
教育委員会では、部活動の地域移行に向けた課題把握や施策の方向性を検討するに当たり、その基礎データとなる児童生徒、保護者、教師を対象とした部活動地域移行アンケート調査を行いました。この結果からは、部活動の実態や課題、それから対象者の意識、ニーズが見えてまいりました。
また、アンケート結果に基づく今後の方針作成のため、中心的な業務を担っていただく地域移行総括コーディネーターを7月から雇用し、学校長との協議や関係者との連絡調整を進めております。
今後、令和7年1月下旬を目途に学校関係者、スポーツ、文化関係者、地域団体関係者等で構成する協議会も設置を予定しております。協議会では、地域クラブへの移行及び地域連携に向けた課題に取り組むため、中学校部活動地域移行の方針や推進計画の策定、体制整備などの検討を進めていきたいと考えています。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
1月から協議会を立ち上げていくということで、これから進んでいくのかなというふうに思いました。
アンケートのみではなくて、保護者の生の声も、今、保護者入っておりませんでしたので、ぜひ協議会で聞いてほしいなというふうに感じております。
では、再質問にいきます。
保護者は、アンケートで月謝額で3,000円以内というのを求めていますが、一部でも市で負担するということは考えられますか。
○副議長(土屋利江議員)
答弁求めます。
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
お答えいたします。
地域移行後につきましては学校の活動ではなくなるため、基本的には指導者の謝金ですとか、保険料などの費用は受益者となる保護者のご負担ということになりますが、国や県の指針では、会費の適切な設定等、保護者負担の軽減を推進しているということもございますので、可能な限り安価な会費の設定に努めるとともに、先進事例などを検証することによりまして、より良い会費の金額については研究していきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
長野県の教育委員会は、返礼品のないふるさと納税サイト「ガチなが」を通じて寄附を募り、地域のクラブ支援を検討しているようですので、注視していきたいです。
小諸市と同規模自治体の須坂市では、11月16日、12月5日の信濃毎日新聞の報道によれば、地域移行した場合の保護者負担が1人当たり月額1,500円から4,000円以内、指導者の時給は1,100円と教育委員会が試算し、12月議会の一般質問の返答として、教育長が、生徒が参加しやすい会費を設定し、経済的に困窮している家庭への支援を検討するともう須坂市の教育長おっしゃっていますが、小諸市も同様の考えはありますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
先ほど議員おっしゃった須坂市の例は、私も新聞などで承知しております。
生活困窮の世帯につきましては、当然同じようなことは小諸市においても考えられますので、そういった面も含めて1月に立ち上げる協議会の中で協議をして決定してまいりたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今、保護者の立場なんですけれども、今度教職員の立場で、今まで教職員は、平日の部活動に関しては勤務時間外でも特に手当はなく指導を行っていました。休日はそれぞれ個人で申請して、現在3時間程度で2,700円、もっと言いますと、1日やっても2,700円、これ以上は出ない。特殊勤務手当という名前の手当ですけれども、それが支給されることとなっております。
その金額よりも少ない場合、須坂市は今1,100円ですので3時間やれば3,300円ですよね、その辺考えて設定していらっしゃるなというふうに思ったんですけれども、その金額より少ない場合は、小中学校の教職員が兼職兼業を望むことは考えられないと思うんですね。その辺も考えていただきたいということ。
それから、再質問で、保護者が不安や心配に思うことの一番に、活動場所までの移動手段というふうにあります。そこはどのように考えていますか。愛のりくんとか、あるいは芦原新校を立ち上げるのに必要なスクールバスの活用、これを部活動にも使っていくような考えはありますでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
地域移行後の活動場所として想定されるのが、公共のスポーツ施設、あるいは文化施設等、社会教育施設だけではなくて、学校施設の活用などももちろん検討していく必要があろうかと思います。
移動が過度な負担となることがないよう、活動場所の選定に配慮するとともに、こちらも先進事例等検証するなどして、活動の場所についても研究してまいりたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
他地域でやっていることは参考に過ぎないと思うんですよね。やっぱり小諸市としてどういうふうにやるか、地域も考えたり、距離も考えたり、そういうところも本当に加味していっていただきたい。
県内では既に行っている合同部活の際に、平日の行きはタクシーを使う、つまりお家の方が仕事でこの時間に移動するといっても、連れていけないよということ多いじゃないですか、平日なんか特に。その場合は、タクシーを使って、自治体で補助しているというケースももう実際にあるということです。しっかり研究してそれを生かしていただきたいと思います。
次に、アンケートの生徒のニーズとして、専門的な指導による技術の向上や大会やコンクールでの良い成績を求めているということが分かります。そこのことの対策は、市のほうで考えていただいた考察なんですけれども、各種研修というのが考察で上がっています。それよりもまずは地域の方、教職員も含めて専門性のある指導者選びのほうが重要なんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
休日の部活動につきましては、現在スポーツ協会、それから協議の団体、文化芸術団体や、今まで部活動の指導の経験がある方などに地域の人材の協力を得まして、指導者の確保には努めていきたいというふうに考えております。
地域移行の目的でございますけれども、子どもたちが生涯にわたって豊かなスポーツや文化芸術に親しめる環境を構築するということでもございます。技術等の向上や大会での好成績を修めること以外にも気軽に友達と楽しめる、出会ったり、適度な頻度で行える等、多様なニーズに応えた活動を行うことができる環境を整備していくことも大切なことだというふうに考えております。
地域移行理解した上で、幅広い知識や能力の習得に努めていただけるような指導者の確保ということを、それに協力いただけるような取組をしたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
指導者の確保というのは、短期間ではとても難しいことだと思いますので、長期的なことを考えながら、あと直接生徒に接するという方になりますので、本当にその辺の人選とかお願いしていきたい大事なところかなというふうに思っております。
パネルのほうご覧ください。
こちらのパネルなんですけれども、先ほど教育長の話でもありましたが、スポーツ庁のホームページよりということで、令和5年度の開始から3年後の令和7年度をめどにということになっています。今、この辺ですよね。
長野県では、もう令和8年までにはというふうになっていますが、けれどもやっぱりもう先を見越してやっていかなければ、8年度だからいいよねというんじゃなくて、やっぱり7年度すごい大事かなというふうに思っております。
休日の運動部の部活から段階的にということですので、段階的ですから、今までもうほとんど進んでいませんので、ここで一気に進んでいかないといけないのかなというようなことを感じております。
次のパネルなんですけれども、理想的なのはこれですよね。これになれば一番いいなというふうに思っていますが、まだ小諸市はこの段階かなと。直ちに1、2のような体制を組めない場合は、これとかこれをやっていきましょうというふうになっておりますので、まずはだから、地域の人材の掘り起こしをして、部活動の指導員を決めて、部活動に関わっていただくということ。
それから、本市の場合は2つしかありませんが、合同部活できるところからもう始めていくということですよね。それで、そこに部活動の指導員の方が関わっていただく。それをやりながら、民間事業者を見つけていただいたり、地域の関係とか、あとはスポーツの団体、そことの連携とか、あるいは、研究されている大学からいろいろと知識を学んだりとか、指導者のこととかですよね。そういうことをやっていくという方向性かなと思っております。
それで、質問事項②なんですけれども、令和7年度末までにどのような計画で地域移行していくのかをお伺いします。
○副議長(土屋利江議員)
答弁求めます。
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
長野県、今ありましたが、長野県は、国が改革推進期間中としている令和7年度末までに県内一律に休日の移行を進めることは困難と考え、地域の実情に応じて令和8年度末を目途に休日の学校部活動の地域クラブ活動への移行完了を目指すということを指針とガイドラインに示しております。
小諸市のスケジュールも県の指針等を踏まえて、まずは休日の学校部活動について、令和8度末を目途に地域クラブ活動に移行することを目標にしております。
令和6年度中に協議会を設置して、推進計画や地域移行方針の策定を進めるとともに、生徒や保護者、関係団体等への説明会を開催、令和7年度末までには、部活動の地域移行等に関する実証事業を実施する予定でおります。
実証事業は、アンケートやヒアリングから、まず1つ目、既存にないけれどもニーズの高い部活動、2つ目、どちらか片方の中学校にある部活動、3つとして、両中学校にある部活動から受入れ体制の整いやすい部活動を先行して地域移行することを検討しております。この実証事業の結果から、小諸市の実態に応じた地域クラブの在り方を検討、協議したいと考えております。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の1、2、3、3つありましたね。そこ、本当に特に私が思っているのは、どちらか片方があるという、合同部活ですよね。地域のクラブと協議してできる種目から進めていくということも大事だと思いますし、小諸東中学校で単独で行っている部活動をちょっと調べましたら、陸上、卓球、柔道、女子ソフトボール、それから美術部、あと、芦原中学校単独で行っているのは合唱部、こちらも合同部活を見据えて、令和7年度の入学生の部活希も今度の1年生からこれも選択肢に入れて、やりたいの、どうとまず聞いてもらえたらいいんじゃないかなと、それでやりたいと言ったら、じゃ、合同部活できる方向で考えていけないのかなというふうに思うんですけれども、その辺いかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
お答えします。
今、議員おっしゃるように、どちらか片方にしかない部活動については、まず、一番真っ先に考えられるのは合同部活ということだと思います。
既に協議によっては、今、小諸東中学校、芦原中学校、合同でやっている実は種目もございます。ですので、そんなこともちょっと念頭に置きながら、ほかの部活についてもそういったことを行うかどうかの検証していくということとなります。そんなことも含めて、これ、各自治体、本当に一律な方法ではなく、地域の実情に応じたという導入ということが言われていますので、小諸市に合った方法を模索していきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
すみません、その辺模索していただいて、もうやっているところもたくさんあるんですよね。私が教員になったときに、もう既にやっていた、もう10年前とかにやっている場所もありましたので、市町村もありましたので、できるところからということでやっていっていただくといいかな。
あと地域のスポーツクラブとの連携はいかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
地域のスポーツクラブとの連携ということでございますが、こちらにつきましても、各小諸市のスポーツ協会、あるいは陸上に関して言えば、あさまねスポーツクラブというようなところもございます。そういったところにも相談、あるいはアンケートの聞き取りなんかも過去に実施しておりまして、その当時は、まだ学校の意向が分からないので、その学校の意向に沿った形での対応考えたいということでございましたので、今回の来月発足する協議会の中でそんなことも含めて、地域の各団体との連携ももちろん重要視してまいりたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
合同部活と連携と両方同時進行でやっていただければというふうに思います。
次に、長野県でも部活動の地域移行の人材バンクについては働きがけをしていますが、小諸市では人材の掘り起こしや地域の受入れ体制の整備は行っていますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
スポーツに関して言えば、協議ですとか、あと活動の経験などある専門性のある指導者がいる各団体の代表者と懇談であったり、スポーツ教室の指導者からヒアリングを、先ほど申し上げましたが、行いながら、指導者の確保や掘り起こしを進めているところでございます。
また、各団体に所属しない指導者の掘り起こしにつきましては、11月15日に県が開設しました信州地域クラブ活動指導者リストのサイトをマッチングツールとして活用していきたいというふうに考えております。
さらに、学校の部活動だけではなく、地域で実施されている活動の内容等も生徒や保護者に周知するなどして、生徒が興味関心に応じて自分にふさわしい活動を選べる仕組みも検討していきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の話にありました県の人材バンクでの登録なんですけれども、これは多分人口が多い長野市、松本市、上田市がやっぱり人材が多いのかなというに予想されます。その方がたとえ東信の上田市からも毎週小諸市に通って、中学生に部活を指導してくださるというのはかなり難しいんじゃないかと思います。だからこそ、その件に関しては県に頼るばかりでなく、小諸市在住の方の掘り起こしというのが必要かと思うんですが、市長、小中、高校生時代の例えば柔道のチームメイトにお声がけいただくとか、そういうのはいかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
市長、答弁願います。
○市長(小泉俊博君)
まずは議員のご主人にお願いをしたいと思います。いかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
何人かお声がけいただきまして、今の仕事との兼ね合いもあると思いますので、その辺、顔の広いところで、いろんな方にお声がけいただいて、やっぱりこの方にお願いしたいというのもありますし、この競技をお願いしたいというのもありますので、その辺が大事かなというふうに思っております。
再質問なんですけれども、部活動顧問と部活動指導員や外部指導員との、つまり学校の先生と部活動の指導者や外部指導員との連携というのがすごく重要だというふうに思うんですけれども、小諸市として、その点はどのように考えて取り組みますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
部活動の指導者は技術的な指導を行うとともに、もちろん先ほど議員おっしゃったように、顧問の教員等と日常的に指導内容やあと生徒の様子、事故等が発生した場合の対応等について、やはり常に情報交換を行って、連携を十分に図っていくことが大切であるというふうに考えております。
取組につきましては、令和7年度からの実証事業は、関係者へのヒアリング等を通じながら、望ましい方法について継続して研究していきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今までですと、子ども学校に行っている間に勉強も部活も終わって帰宅する。休日もその学校に行けば部活ができました。でも、これからは、金銭面や送迎面等のハードルが高くなればなるほど、やりたいのに部活ができなくなる、そんな生徒が増えるのではないかと危惧しております。そのような状況に陥らないようにしっかりと協議会を行い、決め出していってください。
また、休日のみならず平日の地域移行もできる競技や、できる種目から進めていっても良いと思いますので、ご検討をお願いします。
それでは、件名の2に移ります。
9月議会の一般質問でも、小諸市立小中学校の校舎やトイレの劣悪な状況について質問し、答弁をいただきました。そのことに対する市民の反響は大変大きく、議会と語る会でのご意見の中には、市は今を生きる子どもたちを一番に考えてほしいというのが多くありました。前回よりさらに掘り下げて質問させていただきます。
件名2、小諸市の小中学校について。
要旨(1)小諸市学校施設長寿命化計画について。
質問事項①小諸市立小中学校の校舎改修の状況と今後の見通しはどうかについて伺います。
○副議長(土屋利江議員)
答弁を求めます。
教育長。
〔教育長 山下千鶴子君 答弁席〕
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
9月議会の一般質問の答弁でもご説明したとおりでございます。大規模な校舎の改修工事は非常に多額の費用がかかるため、全小中学校の施設を対象とした包括的な視点で改修内容の必要性や優先度について検討し、国からの補助金等を活用しながら、計画的に実施していく必要があると考えております。
昨年7月に策定した小諸市学校再編計画におきまして、中学校区別に今後の再編、大規模改修等の方向性を示しております。
この中で、小諸東中学校区については、学校施設としては当面現状を維持するため、既存施設の大規模改修、必要な維持補修工事の継続実施をするとしております。
一方、芦原中学校に関しましては、3小学校統合し、令和10年度の開校を目指し、芦原中学校敷地に併設するとしております。したがって、芦原中学校区の小学校は大規模な改修工事は見送り、当面は緊急対応的な修繕のみ対応してまいります。
一方、小諸東中学校区の小学校につきましては、小諸東中学校の大規模改修工事が今年度終了いたしましたので、来年度以降に全体的な大規模改修の計画を策定して、改修工事を実施してまいる予定でおります。
以上でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
それでは、先にパネルをご覧ください。
こちら南ガ丘小学校の北校舎なんですね。南ガ丘小学校の北校舎の外壁工事は9月に工事発注を行い、10月末までには工事を完了させるとの9月議会の答弁でしたが、早急に工事が行われず、10月末まで工期が延びました。これ、もう11月の状況なんですけれども、それはなぜなんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
今、お示しのあった当該工事につきましては、8月14日付で工事発注をいたしまして、8月の中旬には作業の足場を設置し、剥離片、そういった落下防止の措置を実施をしております。そして、9月の中旬には、剥離した塗装とコンクリート片の除去を行っております。
それまでの間というは、既存塗料のアスベスト含有量の検査等を実施してまいったところでございます。
当初の予定では、剥離片の除去後に、剥離片の原因調査のための1週間ほどの養生の期間を設けて、原因に対する対処をしてからモルタル補修及び再塗装を行う予定で進めておりましたが、はっきりとした原因の特定には至ることができませんでした。そこで、原因の1つと疑われます水切りの劣化への対応として、金属製の水切りでカバーするということを実施いたしましたが、部材の製作に時間を要したため、10月17日付で工期の延長する変更契約を締結し、11月29日に竣工となっているところでございます。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の説明で理由はよく分かりました。
学校のほうに確認しましたら、11月30日は足場の撤去も終わって全て終了したということでした。
大変よかったと、これでごみ捨てにも行けるし、安全も確保できるというような学校のお話でした。このような状況やっぱり一刻も早くつくっていただきたかったなというふうに思っております。
北校舎の外壁の崩れは大分以前からのこの状況が生じていました。児童や生徒にとって危険なため、安全面を考慮して、もっと早急に対応すべきであったんではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
議員のご指摘のとおりでございます。
今回の工事につきましてもそのようなことを踏まえて、安全面の考慮、あるいは足場の設置とともに剥離片の落下防止の措置として、コーンやバー、そしてネットの設置をして、安全を優先に実施をいたしました。
今後はこのような危険箇所の対応につきましては、早急にできるよう努力してまいりたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
このような状況が生じてすぐにやっぱりその場、現場へ行っていただいて、確認して、もう危ない、危険と確認した時点からもうすぐに着手できるように考えていただきたいなと、子どもに関することですので。
次です。
坂の上小学校なんですけれども、校舎は老朽化が進み、前日窓の建てつけが悪くて、先生方の10月の点検で、14か所の不具合があるというような話を聞いていますが、この件についての対応はいかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
10月下旬に建てつけが悪くなった2階の教室の窓を教員が強引に閉めようとして落下させた旨の報告をいただいております。それを受けて、工事を発注済みでございますが、今後は日常的に開閉が必要だが、開け閉めができないですとか、あと動作が著しく渋いとの不便を感じている窓の点検結果を学校から頂きましたので、それを基にまずは落下の危険があるであろう2階、3階の窓の修繕の見積りを現在徴収している最中でございますので、見積りが出次第対応したいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
こちらも南ガ小学校も危なかったんですが、今、坂の上小学校もとても危ない状況があるということが、現在確認されております。今後坂の上小学校が廃校になるということもありますけれども、3年間子どもたちがまだ使いますので、その間のやっぱり安全は保障しなきゃいけない。そこをやっぱり考えていただきたい。
続きまして、坂の上小学校ですけれども、1学期に2、3、4、6年生のトイレ、2学期には1から4年生のトイレが流れずに水があふれるという状況があったと聞いていますが、この件についての対応はどうでしたか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
この件につきましては、10月の下旬に業者に見積り依頼をしております。ただ、詰まりの程度が不明であったということから、改修するための薬品の使用量が事前には提示できないということの回答であります。また、便器を外して施工するとなると、古い型のため便器が再利用できないということもございまして、新品に交換する必要があるという結果でございますので、まずは先行して薬品による作業の実施を依頼したところでございます。
11月下旬の薬品とツールによる詰まりの解消作業を実施済みでございますけれども、さらに 員から別の箇所についても詰まりの相談をされておりますので、現在その対応についても検討している最中でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
坂の上小学校は廃校まで3年あります。跡地利用で使うということもあるし、地域の避難所にもなりますよね。
例えば自宅のトイレがあふれた場合、3年後に家を建て直すと決めていたとして、じゃ3年後建て直すからトイレ直さなくていいよというふうになるかというと、やっぱりそのままにするんじゃなくて、必要経費の中で、できる範囲で直して3年間使うというふうに考えていくと思うんですよね。
それから、これに関しては、地域の方とかそれからOBの方、大変たくさんの方がこの坂の上小学校のトイレに関しては心配をなさっている。このままではいけない、何とかしてください、本当に多くの方の強い思いがございます。そのことをちょっとお伝えします。
それから、再質問で、今度東小学校のトイレなんですけれども、こちらは前回の議会でもお話しさせていただきました。雨の日には特に臭いがひどくて、今夏ではないんですけれども、どぶ臭い臭いが上ってくると、そんなような現場の声がありますけれども、こちら現場のほうの確認のほうは行っておりますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
こちらも以前から学校からの相談は受けております。相談のあるつど、こちらでも現場に出向いて、確認もしているところでございます。
一部改修を終えたトイレもございますが、財政状況も考慮する中で、現在高圧洗浄による対処ができないかということを検討しているところでございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
前回の9月議会の答弁で、トイレについては文科省の補助メニューとして、独立したカテゴリーであると。そのメニューを使えば改修できるのかなというふうに思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
今、議員がおっしゃるとおり、大規模改造の、これはトイレに特化したメニューでございますが、そのメニューがございます。大規模改造の、通常の校舎の改修と併用といって一緒にできることから、小諸東中学校の大規模改造のつきましては、このトイレの部分については、このメニューを活用して実施したという経過もございます。
東小学校のトイレの臭いと抜本的に解決するには、配管も含めて交換するという必要があると考えておりまして、そうなりますと、校舎の大規模工事に合わせて実施するのが理想ということではあります。そうはいっても、その大規模改造の工事と合わせてやるには、財政的な面もございまして、すぐにはできないということもございますので、過去に東小学校のトイレ、小規模な改善で実施したという経過もございまして、その工事によって完全にとは言いませんが、ある程度の臭いの解消が、改善が見られたという経過もございますので、当時の工事を請け負った業者から、どういうような工事の内容で実施することでよって、どの程度解消できるかも含めて、現在改めて見積りを取っているというところでございます。その金額によって、これについては、新たな大きな大規模改造の補助メニューを使わずとも、小規模の改善で対応できる部分は早急に対応していきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
対応の仕方いろいろあるかと思うんですけれども、子どもたちは学校は選べませんよね、義務教育なんで。だから、ここの地区に生まれて、ここに育っているからこの小学校ということですよね。だから、こちらの学校に行ったら直ったけれども、こちらの学校に行ったら直らない、臭いまま。それから、逆流してくるまま、あふれるまま。それ、違うんじゃないかなというふうに思うんですよ。
専門業者の作業を得ての同様の詰まりとか臭いが今後も考えられるんですけれども、ちょっと市長にお聞きしたいんですけども、このトイレの件、私前回も今回も話しさせていただいていますが、市長はこの辺について、どのようにお考えでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
市長、答弁願います。
○市長(小泉俊博君)
議員おっしゃるとおり、確かに毎日トイレ使うものですし、今いる子どもたちが快適な状況で学校生活過ごせるということが一番の理想であるますので、教育委員会また中心に、技術的な問題も多分あるかと思います。何でこんなに、小諸市のトイレだけではないと思うんですけれども、文科省のほうでトイレの特別な予算があるということは、全国の小中学校でも、公立学校ではそういうがやっぱり経年劣化の中であるのかなという想像もしつつ、どういう形がその改善になるのか。全面改修というのは、なかなか実際には、先ほどの話のとおり、大規模改修と合わせてやらなければ難しいという、経費の問題もありますけれども、何とか小規模を中心にありとあらゆる方法を試していただきながら、今の改善ができるように努めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員
○3番(土屋さつき議員)
今、市長から何とか小規模でも改善いく方向ということをお示しいただきまして、大変心強く思います。ぜひ小諸市の明るい未来のために、きらきらした瞳の子どもたちが本当に忘れないんですよ、70周年記念のステージで立って話していたお子さんたち。すばらしかったじゃないですか。あの子たちが使うトイレですよ。本当に大事にしていただきたいと思います。
南ガ丘小学校、東小学校は大規模改修の計画を策定して実施するという9月議会の答弁でしたので、令和7年度の予算に組み込まれるという理解でよろしいんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
お答えします。
芦原新校、現在令和10年4月に向けて準備進めてございますが、芦原新校の工事と並行して、南ガ丘小学校、そして、東小学校の大規模改修を実施するということは、財政状況からも非常に難しい面はございますが、小諸東中学校区の再編ということも将来的には当然見据える必要がございます。二重投資ということにならないように考慮もしていかなければならないということでございますので、その辺も考慮して、計画を策定した上で実施するというふうに考えているところでございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
二重投資にならないということは、つまり見通しを持つということですよね。だから、小諸東中学校区も芦原中学校区も全部考えて、小諸市として、どの時期にどうやってお金を使って、どうしていくのかという見通しがなければ、二重投資になる可能性もあるということですよね。そこ、しっかりと考えていただきたいというふうに思います。
学校再編に関しては、要旨(3)でお聞きしますので、ちょっとそちらで伺います。
要旨(2)教員不足について。
質問事項①小諸市の教員不足の現状はどうかお伺いします。
○副議長(土屋利江議員)
答弁求めます。
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
小諸市に限らず全県的に教員が不足している状況であります。県下では、欠員が出たまま4月をスタートしなければならないと、そんな学校も現在想定されております。また、産育休、それから療養休暇で補充が必要となった場合も、退職された方や家庭に入られた方にも連絡してお願いをするといった状況で、何とか今に至っています。このことは、小諸市においても同様であります。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
県内の教員欠員が最多75人というショッキングな記事が11月28日の信濃毎日新聞にありました。特に小学校の欠員が一番多いというふうにも報じていました。
再質問なんですけれども、学級担任が不在のクラスがあるということについて、解決策はないんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
この件につきましては、先ほども議員がおっしゃったとおりでありますが、昨今の新聞報道やテレビの報道等を通じて、全県的に教員不足は深刻な状況であるということは伝えられているところであります。小諸市ももちろん例外ではございません。
県の講師リストの順番を待つような状況に現在なっているということもございますが、校内の体制の工夫ですとか、あと校内の配置を変更しながら何とか対応しているという状況でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
担任の先生がいない学校に安心して子どもたちは通えますか。保護者はどんな思いで朝、子どもたちを送り出すんでしょうか。その辺も考えていただきたい。
そして、病気療養や産育休などで生じる欠員に対して、教諭代替がいない。実際当該校に勤務する先生方が空き時間を使ったり、教頭先生が授業の補欠に入ったりせざるを得ない状況になりますよね。このままでは、教職員が疲弊してしまったり、療養休暇や育児休暇も取りたくても取れなくなってしまうのではないかと思うんですね。私も産育休とかいただいて、代わりの先生に入っていただいた。本当に安心してお休みも取れましたし、保護者にもお話もできたし、子どもたちも安心して授業もやっていたと思うんですが、そういうことができないということなんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
教育の現場では、代わりの教職員が見つからないという場合につきましては、校内の体制で対応していくことになりますので、当然教頭先生をはじめ、他の教職員の負担が増えるということが考えられるということでございます。
県が加配する欠員対策教員などの依頼もしながら、教職員を支えていくというのが現在考えられるということでございますので、そういったことで何とか対応していくというのが実情でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
長野県教育委員会が小中学校に急な人手不足に対応するために、欠員対策教員というのを派遣していますが、この教員は最大2か月ということが決まっております。このシステムの期間延長していただくとか、及び教員免許保有者の人材バンクを県と市と協力して行うとか、そういうことを要請していったりとか、人材バンクをつくっていくという、そういうことはできないんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
小諸市も今年度、先ほど議員おっしゃった件の欠員対策教員の加配を実際いただきました。佐久地区内には、同様に配っている学校もございますので、順番待ちで2か月ずつサポートをしていただくような状態でございます。
当然今後も県との情報共有など連携は必要となりますけれども、県費の教職員の配置につきましては、基本的には県にお願いしていくということしかないということが実情でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
小諸市の支援教員というのは、教員免許を持っていても担任はできないんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
担任できないということはございませんが、市の支援教員は、当然その支援教員としてのそういった任務を明確にした上で配置しているという職員でございますので、基本的には支援教員としての任務を全うしていただくということでございます。
もちろん実情に応じて緊急的に対応が必要なときは対応することもございますが、それが恒常的になるということではなくて、きちんとしたその辺は役割を分けて配置しているということでございますので、その辺は各学校にもご理解いただいているところではございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
他市町村では、市費とか町費の先生が担任を持っているというところもありますね。それで、令和7年度のスタートに当たり、市費の教員の余裕を持った配置をして、担任の先生がいないとか、もしも体調が悪かったり、産育休でいらっしゃらない場合に、その先生に入っていただくような、そんな市としての配置はできないんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
現状では、非常にやはり難しい部分がございます。職員が1校に集中させるなど、今回の学校再編を機に小諸市全体の教員配置の問題解決については引き続き検討していきたいというふうに考えております。
なお、やはり先ほども一番最初の冒頭でも議員おっしゃったように、教員の不足という実情があるからには、市費の教員、支援教員の確保についても非常にやはり難しい部分もございますので、そんなことも実情としてあるということはご理解いただきたいと思います。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
ペーパーティーチャーは、例えばこの議場の中にもたくさんいらっしゃいますよね、教員免許をお持ちの方。私が存じている方でも何人もいらっしゃいますよね。そうしますと、この中でも何人もいらっしゃるということは、限られた人数で複数人という割合ですから、小諸市や佐久圏域にはたくさんいらっしゃると思うんですよね。お声がけして、講師登録をしていただくようにできないかな。
それから、50代後半から60代の方に、退職後教育を担っていただくというようなこともできるんじゃないかなというふうに。例えば市役所を退職された後、教員をやっていただくとか、そういうことも選択肢に入れていただくのはいかがなんでしょうか。そんなことも考えていっていただけたらと思うんですけれども、教育長、いかがでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
おっしゃるとおりでございます。全力を挙げて探してはおりますが、なかなか手を挙げていただける状況がございません。また、免許の関係もございまして、小学校の免許を持っていないと、小学校には勤務していただけないとか様々な事情がございます。精一杯先生方を探すことは努力したいと思います。
また、各小中学校でも保護者対象の校長講話の折に、ぜひお近くに教員免許を持っていらっしゃる方がいたら、お声がけくださいというようなことは、校長自ら発信していただいております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の校長先生がPTAの方に、教員、どなたかお知り合いいませんか、それを聞いてかなりショックだったって、そんなにいないのかと本当にお母さん方おっしゃっていました。
すみません、では、ちょっと時間もないので、要旨(3)のほうに移ります。
要旨(3)小諸市小中一貫教育推進基本方針について。
質問事項①市民への説明と周知を行っていく見通しはどうかについて伺います。
○副議長(土屋利江議員)
答弁求めます。
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
4校を中心とした各校のPTAが集る場で、小諸市小中一貫教育推進基本方針の説明の時間をいただくよう、小諸市校長会を通して依頼しております。
昨日の答弁にもございましたが、11月1日には、小諸市学校職員会共同研究会の場で、全教職員に説明を行いました。少し遡りますが、10月21日には、小諸市PTA連合会、市教委との懇話会ということで、ご依頼をいただき説明会を、それから10月24日には、小諸東中学校の生徒が学校再編についての学習に来庁してくれまして、学校再編整備係より説明をいたしました。様々な意見、感想をいただくことができました。
また、芦原中学校区の3小学校では、保護者対象の校長講話の中で説明いただいております。
今後もこのような小中学生の授業の要請やそれから区、その他の団体からの説明要請にも丁寧に答えていきたいと考えております。
今後の予定としては、12月16日には、青少年補導委員会研修会で、それから、12月18日には、芦原中学校で芦原中学校区の保護者対象に説明会、これは基幹校であります芦原中学校の校長先生に説明会をしていただくということで予定しております。
それから、ちょっと加えさせていただきますのは、子どもたちにつきましては、既に交流会を行っております。7月には、芦原中学校区においてですが、3小学校の子どもさんたち、6年生、それと中学生とで交流会を行いました。また、12月13日には、3小学校の2年生、生活科の学習の一環で3校の交流会、これは昨年1年生の折にも行いましたが、今年も2年生になりましたので行う。今後も様々に計画してまいりたいと思います。
そのほか、コミュニティテレビこもろに依頼して、制作いたしました市民向け説明動画もようやく完成いたしました。各校へ配布を行い、活用をしたり、市のホームページを通じて、ユーチューブによる配信を行っていく予定でおります。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
いろいろな方策を考えていただいているということや、子どもたちの交流も行われているということで、進んできているなというふうに思いました。
再質問なんですけれども、11月13日と11月16日の市民説明会ですが、大変参加者が少なかったんですけれども、このことについてはどのように捉えていますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
参加者が少なかったということにつきましては、内容の周知ですとか、あと技術、時間等の設定、あと会の在り方などもアンケートをいただいた市民の声を基に教育委員会で分析をいたしまして、今後に生かしていきたいというふうに考えているところです。
また、子育て世代、特に小さいお子さんの世代につきましては、なかなかこういった説明会を市が主催しても出席できないということもございまして、声として、広報「こもろ」やいろんなことを通じていろんなことを通じて情報発信してほしいというような声も届いておりますので、そういうような形で情報発信にも努めていきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の次長のお話の選択した日時や場所というのはやっぱり大事かなというふうに思いますので、日程についてもこれから考えていただきたいということ。
それから、令和5年1月24日から2月2日の18時30分から6小学校で行った小諸市再編計画の検討状況中間説明会、私も4校ほど参加させていただきましたけれども、保護者や地域の方がどの会場に多数集まっていましたよね。このような各小学校ごとに、けれども、これはPTAの方とか先生とかそういう限定ではなくて、地域の方も行けたし、いろんな方が行けたと思うんですけれども、こんな各小学校ごとの説明会というのはいかがなんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
市民説明会の内容につきましては、当日参加できなかった保護者や地域の皆さんにもお伝えできますよう、先ほど教育長の答弁にもございましたとおり、市のホームページを通じてユーチューブによる配信も現在行っております。
また、各校に出向いて、PTAが中心になりますけれども、集まる機会を学校で設けていただいて、そちらへ教育委員会が出向いて説明するような時間をぜひつくってほしいということは、市の校長会を通じて現在依頼しているということでございます。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
ここで重要なのは、決して芦原中学校区だけじゃなくて、全ての小学校で実施したということですね。例えば野岸小学校とか南ガ丘小学校とか、そこでも意見が出ますし、やっぱりたくさんいらしていますので、そういうことが大事かなと。
あと早めに小諸東中学校区の見通しを立てるためにも、先ほど話が出ています二重投資にならないためにも、今から東中学校区のご意見もお聞きして、方針を決めていくと、そこも重要になってくるかなというふうに思います。
それから、市民説明会の意見にもあったんですけれども、小諸市小中一貫教育推進基本方針では、芦原中学校については、令和10年度の開校時に義務教育学校としますと明記しながら、なぜ広報「こもろ」11月号には、義務教育学校にするという大切なこと、つまりキーワードを記載していなかったんでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
こちらにつきましては、広報「こもろ」11月号には、小中一貫教育推進基本方針を策定した旨の記事は掲載させていただきました。広報「こもろ」の原稿の提出の期限の関係ですとか、あと紙面の構成等も考えて、広報「こもろ」12月号でその一番大事な部分でありますなぜ小諸市は義務教育学校を目指すのかという特集を組むことを当初から想定してございましたので、こちらのほうで義務教育学校という学校 も含めて、丁寧に説明したという経過でございます。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
そうであれば、一番大事な肝なんで、11月号に義務教育学校にしますよといって、義務教育学校、こうですと、それで、12月号に基本方針の詳細、それにつけてもこういうことやっていきますという方法もあったのかなと。そういうのがなかったんで、義務教育学校が急に来て、市民が混乱しているとか、理解が不十分という、昨日の同僚議員の質問にもありましたけれども、そこにつながっていくのかなと。
ちょっとそのような質問もしたかったんですけれども、時間の関係で割愛させていただきますが、義務教育学校の勤務経験者の私としては、決して義務教育学校は悪いイメージはありません。でも、今市民からの声は、義務教育学校って何なの、大丈夫なのというマイナスイメージがとても独り歩きしているようにさえ思います。やっぱり一つひとつ丁寧に説明が必要かなと。
パネルをご覧ください。
これ、小諸市の小中学校のコストの比較で、以前頂きました小諸市の学校再編計画に載っております。こちら、市民説明会の中で、市民の声からあったんですけれども、芦原中学校区の3小学校と1中学校の現状コストはこれですよね。13.2億円で、統合すると9億円になります。ここで4.2億円少なくなるんですけれども、それは教育費全体の……、すみません、教育費というのは次のページにありまして、これだけ教育費かかると。じゃ、この中の何にこの4億円を使うのかなという、その辺はどのようにお考えでしょうか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
今回芦原中学校区の再編によって現在の経費のかける金額が試算ですと、マイナス4.2億円ということは今議員から説明があったとおりでございますが、これの経費の使い方、資源の配分の仕方ということになろうかと思いますが、もちろんこれ教育委員会だけで考えるわけにはいきませんので、市全体の財政の中の資源配分という部分で検討していくことになります。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
先ほどの教員不足の話もありますけれども、低学年の1学級の人数を減らして、市費の担任の先生を増やすとか、支援員を増やしていくとか、市費の養護教諭とか不登校支援のための相談室等の人件費に使っていただくとか、やっぱりそういうところに使っていただきたい。
義務教育学校にしたから不登校がなくなるとか、あるいは減るとか、あるいは学力が上るとかじゃなくて、やっぱりそこの厚い支援、そこにいろいろな人に携わっていただくところが重要かなというふうに思っています。
それから、ワークショップも先日行われましたけれども、この辺のところもいろいろなワークショップをこれから行っていただいて、教職員とか児童生徒、保護者にも実施していただきたいし、この声をぜひ繁栄させていただきたいなと、設計に。やっぱり新しい設計を使っていただきたいなということをちょっと感じました。
質問事項の②です。
ワーキンググループの立ち上げと実施はどのように行っていきますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
ワーキンググループの組織体制ですが、昨日もお話ししたとおりでございますが、4つの部会を立ち上げる計画でおります。1つは総務部会、それからもう一つがPTA地域部会、そして通学部会、教育部会の4部会を考えております。
時期としては、部会によって段階的にはなるかと思いますが、令和7年度を予定しております。
立ち上げに際しては、統合予定校の校長4名をそれぞれの部会長といて、担当教員、地域の関係者等を構成員とした部会の人選を進めていきたいと考えております。
以上です。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
今の答弁の中にあった4つのほかに、施設部会とか、開校するに必要な部会とか、あと放課後の事業部会というのも必要かなというふうに考えています。
設計の中に、児童館、学校の中にあったんですね、先日ワークショップで。現在の各児童館の先生方とか保護者の意見を聞いてあそこになっているのか。あるいは地区にある児童館そのまま使いたいという地区ももしかしてあるんじゃないかと。子ども、地区に帰してもらって、そこにお迎えにいく。そんな声は聞かれていますか。
○副議長(土屋利江議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
児童館のことについてなんですけれども、4校の教職員に対しては、児童館や児童クラブについてもヒアリングを行ってほしいということを依頼してございまして、各校通じて児童館の職員にも意見を聞いております。また、保護者には、今後ワークショップや を使って意見を聞きたいというふうに考えておりますが、担当課からもこのようなことは、いろんな地域の実情もございますので、意見の聴取は聞いた上で、進めていきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
まだこれからやっていかなければいけないことはたくさんあると思うんですけれども、本当に一つひとつ緻密に、何一つ落ちがあってはいけないと思います。本当に未来のある子どもたちのことですので、ぜひお願いしたいということを申し上げて、これで質問を終わらせていただきます。
○副議長(土屋利江議員)
以上で、3番、土屋さつき議員の質問を終わりにいたします。も意見を聞いております。また、保護者には、今後ワークショップや を使って意見を聞きたいというふうに考えておりますが、担当課からもこのようなことは、いろんな地域の実情もございますので、意見の聴取は聞いた上で、進めていきたいというふうに考えております。
○副議長(土屋利江議員)
土屋さつき議員。
○3番(土屋さつき議員)
まだこれからやっていかなければいけないことはたくさんあると思うんですけれども、本当に一つひとつ緻密に、何一つ落ちがあってはいけないと思います。本当に未来のある子どもたちのことですので、ぜひお願いしたいということを申し上げて、これで質問を終わらせていただきます。
○副議長(土屋利江議員)
以上で、3番、土屋さつき議員の質問を終わりにいたします。
