『教育環境の充実/財源確保/地域資源の活性化!』中村美奈子
R7年12月定例会
1 教育環境について
(1) 市内小学校について
① 現在、施設維持管理の分野で、老朽化などにより学校側から求められている改修工事または物品購入に関する要望の内容と件数はどうか
② 各小学校の環境整備に対する要望について優先順位、説明、計画をどのように考えているのか
(2) 学校再編における費用全般について
① 芦原新校工事費について以前は上限35憶円であったが今後どの程度増額になる見込みで、小諸東中学校区の再編事業での財源確保をどのように考えているか
② 地元業者が稼ぐことにより小諸市の財政力向上という相乗効果が期待できるが今後の発注の仕組みをどのように考えているか
(3) 地域の活性化について
① 各学校の特色や地域資源を小諸市の宝として取り扱い、継承につながるような取組はなされているか
② 学校・地域・各種団体をつなげるような地域コーディネーターの必要性や役割をどのように認識し考えるか
◇ 中 村 美奈子 議員
○議長(山浦利夫議員)
次に、一問一答方式により、2番、中村美奈子議員の質問を許します。
2番、中村美奈子議員。
〔2番 中村美奈子議員 質問席〕
○2番(中村美奈子議員)
議席番号2番、中村美奈子です。
通告順に従いまして質問いたします。
件名1、教育環境について。
要旨(1)市内小学校について。
令和7年度予算教育費、小学校の施設維持管理事業費の維持補修工事費は、1,670万円余であります。あと4か月弱で今年度が終わるわけですが、執行状況と併せて伺います。
質問事項①現在、施設維持管理の分野で、老朽化などにより学校側から求められている改修工事または備品購入に関する要望の内容と件数はどうか伺います。
○議長(山浦利夫議員)
答弁を求めます。
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
本市の小学校施設の多くは、建設後相当の年数が経過しており、施設の老朽化が進行している状況にあります。こうした中、各学校からは、日々の教育活動を円滑に進めるため、施設・設備の改修や物品の更新に関する様々な要望が寄せられております。
現在、市内小学校から提出されております主な要望のうち、まず、改修工事に関する要望といたしましては、トイレの洋式化、衛生環境の改善に関するものや空調設備の設置・更新があります。また、物品購入に関する要望といたしましては、ICT教育の推進に伴う関連機器の整備がいずれの学校においても多く要望されております。
これらの要望につきましては、毎年の予算編成における集約を中心としつつ、日々の業務の中でも必要に応じて把握に努めております。施設の老朽化に伴い、年間を通じて様々な事象が発生していること、また、要望の内容については、規模の大小が極端に異なることから一概に年間何件と示すことは困難でありますが、相当数の要望が挙げられていることは間違いありません。
以上です。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
ご答弁いただきました。相当数要望があるということでお聞きいたしました。
それでは、再質問いたします。
令和6年度の維持補修工事費なんですが、予算額1,850万円余で、決算額が1,180万円ほどだったわけですが、執行率が64%ほどととても低く、6,000万円以上残りまして、使用されなかったわけです。私が知る限り、先ほど教育長もおっしゃったとおり、相当数の要望があると思います。様々な場所で必要性を感じております。
令和6年度の要望がなかったのか、それともほかに目的があったのかお伺いします。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
お答えいたします。
先ほど令和6年度予算に対する決算で不用額が多かったというお話をお聞きしました。今の金額は、恐らく維持補修だけではなくて、それ以外の部分も含めた数字じゃないかなというふうに思っているんですが、実は学校教育課の予算の中で一番多くを占めるのは、会計年度任用職員の人件費です。
この人件費というのは、もちろん年度当初にはこちらのほうで必要とされる会計年度任用職員の全員分の最大の予算をまずは確保いたします。その間、もちろん新年度に向けて職員の募集をかけるんですが、なかなか年度当初に100%の募集というのは、現実的には難しい状況です。これを1年間かけて随時募集をかけて面接をし、採用しというようなことを一年中通してやっているんですけれども、一番集まらないのが給食の調理員ということでございます。これについては、募集しても、すぐに辞められてしまったりというようなことがあって、非常に人件費が年度末、最後の最後にいくまで金額が固まらないという状況がございますので、途中でその金額を減らしてしまうとか、そういったことはできませんので、最後に不用額として残ってしまう部分がどうしても多くなってしまうという傾向がございます。
あと、例えば令和6年度で言いますと、例えば、先ほどの決算と小学校ですのでちょっと違うんですけれども、小学校の教科書の4年に1度の改訂があったんですが、学校の要望で当初予算を確保したんだけれども、結果的にそれに見合うだけの必要性がないということで、不用額として残さざるを得なかったというような諸事情もございます。
したがって、そんなことを踏まえて年度の最後までいかないと、どうしても要らない不用額となる金額が確定できないというような事情もございまして、結果的には、そのような形で不用額が多くなってしまったという状況がございます。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
今、次長にご答弁いただいたわけですが、維持補修工事費だったので間違いはないと思いますので、人件費とはまた違うと思います。これは、執行率も低かったということも総務文教委員会のほうで聞いておりますので、そこのところはちょっと今、おかしいかなと思いました。
その前の教育長の答弁のほうでなかったわけですけれども、執行状況を私はお聞きしましたが、令和7年度もあと4か月弱ですが、終わりそうなふうになってなってきて、これだけ残ったということがないように、執行状況はどのくらいでしょうか。もう一度お聞きします。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
7年度の執行状況ですが、年度当初で予定されていた各学校から上がってきた工事要望等も含めて、現在、予算消化を進めている最中です。まだ当然、年度はあと4か月ほどありますので終わっていないですが、恐らく要望された事業を全て完了すべく、現在、工事の発注も含めて進めている状況です。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
じゃ、執行状況は年度末にならないと分からないということですね。
それでは、今回、6年度決算のほうで1,850万円から1,180万円に減らされたわけですよ。200万円の減額につながった、その理由としてはどういうことなんでしょうかね。先ほど人件費とかおっしゃっていましたが、要望に上がるまでのルートが複雑なのか、伝達不足なのか、確認不足なのか、段取りの発注ミスなのか、私はそういうふうに思いましたけれども、どうでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
当初予算、前年度比較で予算額の獲得額が少ないという内容だと思うんですけれども、これについては、学校教育課全体の予算の中で、当初予算の配分というのは財政課から枠として割り振られます。その枠として割り振られたものを全体としてどこに配分するかというのは、学校教育課の予算の中で全体で見て、どこに集中的に配分しようかということは決めていくんですね。
ですので、毎年、その額については同額に、同じような規模になるかというと、その年の考え方によって、例えば今年度はこちら側に優先的に配分するというような考えを持って、全体の枠は一緒なんだけれども、それぞれ事業の中では多かったり少なかったりというのは生じますので、そういった結果によるものというふうに判断しております。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
それにしても、教育環境の整備充実のために、行政として考え抜いて決めた予算額だと認識しています。予算を必要としているところがあるのですから、しっかりとそれを使っていただいて、少しでも環境改善に、先ほど教育長もおっしゃったように、トイレの改善、空調の改善、物品だとICT、いろいろあります。そちらにつなげていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
ぜひそのような考えを持って、しっかりとした予算獲得と予算執行に努めてまいりたいというふうに思います。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
それでは、次の質問に移ります。
学校施設の改修工事、今までもこれからも、何年も待てない緊急性の場合や子どもたちの命に係る安全性を考えると、早急に進めなくてはならないこともあります。金額の大小もありますが、学校からの要望で何を一番大事に考えるかお聞きいたしたいと思います。
質問事項②各小学校の環境整備に対する要望について、優先順位、説明、計画をどのように考えているか伺います。
○議長(山浦利夫議員)
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えします。
限られた財源の中であります。全ての要望に迅速にお応えすることが難しい現状ではありますが、効果的に事業を実施していくための明確な考え方は、必要不可欠であると認識しております。
まず、要望に対する優先順位の考え方です。教育委員会では、各学校から提出された要望について、まず、安全性・緊急性の面から、児童の生命や身体の安全に直接係る事項を最優先としております。その上で、市内全体の教育環境の均衡や、得られる教育効果の高さといった点を考慮して優先順位を設定しております。
次に、学校現場への説明としましては、教育委員会における検討経過や結果、当面の方針など、随時、関係者間で共有を図っております。
最後に、今後の計画ですが、小諸市立小中学校施設長寿命化計画に基づき、国からの補助金等を最大限に活用しながら、予防保全的な観点を取り入れた長寿命化対策を計画的に進めてまいります。これにより、大規模改修に係るトータルコストの縮減を図りつつ、安全で快適な学習環境を将来にわたって持続的に確保していくことを目指しております。
以上です。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
それでは、再質問いたします。
私の母校でもあります野岸小学校体育館のお話をさせていただきますと、屋根の改修がまだいまだに進まず、夏の暑さには耐え切れず、児童には「体育館は暑くて危険なので、外で水筒を持って過ごすように」と放送があるほどです。また、保護者からは、「避難所指定になっているのに、この体育館はもし夏に災害があった場合、避難所として耐えられない暑さだ」という訴えもあります。さらに、屋根の音で言うと、私も出席しています入学式や卒業式、音楽会など静寂さが求められる中で、雨の音、カラスなのかすごく大きい鳥の足音がして、ガタガタ、ドンドンとすごい大きな音が体育館中に響きます。
教育環境としても、避難所施設としても快適性や安全性に問題があると思いますが、これについては、何年か前から改修工事の具体的な話もあったとお聞きしていますが、なぜ進まないんでしょう。説明や報告、先ほど教育長おっしゃったように、しっかり説明はしているとおっしゃっていましたが、これはしっかりやられているんでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
お答えいたします。
野岸小学校の体育館の屋根の関係ですね。これについては、当初、屋根の熱を下に移さないために、断熱材というんですけれども、それが付いていたんですが、今、剝がれてしまっているということがあって、その付いていたものが非常に薄いものです。約2センチぐらいの厚みのものが当初付いていたんですね。ですが、現在、温暖化の影響もあって猛暑という中で、今までと同じもので復旧するということもやることはできるんですが、2センチだと多分、今のこの暑さ、気候の変動からすると、それでは絶対にやっても無駄だというふうに考えています。
したがって、現在、野岸小学校の体育館については、屋根だけではなくて、もちろん外の壁もそうですけれども、全体的な断熱ということをやった上で、最終的な避難所ということも考えると、冷房施設なんかも将来必要になってきますので、今は国の補助金も、冷房施設をする前には必ず断熱をまずやってからじゃないと補助金の許可が下りないという時代です。
したがって、今までの元のとおりの断熱よりも、もっときちんとした断熱をしないといけないということもございますので、今、専門家に頼んで、野岸小学校に必要な断熱はどんな方法が一番いいかということを検証していただいている最中ですので、それをもって具体的に断熱の工事をしていきたいというふうに考えております。これは、屋根だけじゃなくて、壁も含めてのことになりますが。
あとは、時期については、芦原新校を現在、来年度から本格的に工事着手になりますが、令和8年度、9年度と大きな事業費がかかりますので、時期的には恐らく芦原新校の工事が終わるタイミングからというふうにはなろうかと思いますが、現在、そんな検証の作業をしているという状況でございます。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
それでは、まだまだ暑い夏が来るのですが、そこで、危険を伴いながら頑張れということですね。
それで、本当に関係者にとってみれば、そういう説明が欲しいんですよ。計画がどういうふうになっているかということもありますし、本当に誠実な、そんな丁寧な説明がいただければ不安に思わないし、子どもや保護者にも説明をしてもらえると思うんですね。よろしくお願いします。
あともう一つ、野岸小学校のトイレの環境も言ってしまいますけれども、和式で水洗じゃないんですね。夏は特に臭いもひどくて、運動会や社会体育では保護者や一般の市民も使用します。今後、避難所として使用される可能性もある、地域住民にとっても重要なトイレになってくると思うんですが、すぐにでも改修工事を望むのですが、今のお話でいくと、どうなるかとても不安なんですが、避難所指定となると、国の補助金などを考えて、もっと早くできないでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
トイレの件も承知はしております。たしか今の体育館の横といいますか、地下になるんですかね、あそこのトイレの環境も非常によくないということも承知はしておりますので、そういったことを踏まえて、トイレについても、現在、補助金が使える状況でもございますので、それも補助金活用を踏まえて工事の計画はしていきたい。これも、恐らくやるのであれば、先ほどの体育館の屋根の断熱もそうですけれども、一緒にやったほうが当然いいということは想像がつきますので、そんなことも含めて、野岸小の体育館の断熱とトイレについては優先度の高いという認識でおりますので、そんな対応をしていきたいというふうに思います。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
じゃ、そちらのトイレも我慢しろということで、ご説明をしっかりしていただきたいと思いますし、早め早めに考えていただきたいと思います。
あともう一つ、すみません、美南ガ丘の小学校の第2体育館のぼろぼろのカーテンを聞いているんですが、そちらのほうはどうでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
こちらも大分ご心配をおかけしていますが、こちらについては、つい先頃、発注の手続を済ませまして、工期を2月27日までということで工事が進められるということになります。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
そこだけ、いいご答弁いただきました。
長寿命化計画というのは別として、緊急性の高いものというのも、やはりしっかり教育委員会として先ほどおっしゃっていただいた優先順位を決めて、しっかり維持工事のほうを使っていただいて、それを使うのは当たり前なんですけれども、一番大事なことは、先ほどから言っていますように教育環境の実態把握と工事予定の見通しなど、誠実な説明責任もしっかり果たしていただきたいと思います。
それでは、次の質問へいきます。
要旨(2)学校再編における費用全般について。
今定例会初日、即日審議の債務負担行為補正予算おいて全部仮設校舎の再提出議案が可決されたので、芦原新校の工事費は35億円の枠を超えました。今後、さらなる増額の見通しと財源内訳をお聞きしたいと思います。
また、小諸東中学校区の再編時の財源は大丈夫なのかと多くの関係者は不安だからこそ、教育委員会のほうから安心できる説明や裏付けのある根拠が欲しいのですが、質問事項①芦原新校工事費について、以前は35億円であったが、今後どの程度増額になる見込みで、小諸東中学校区の再編事業での財源確保をどのように考えているか伺います。
○議長(山浦利夫議員)
市長。
○市長(小泉俊博君)
芦原中学校区におけます新校の工事費につきましては、基本設計で目標としていた35億円にキュービクルの更新や、また給食棟のシャッター新設、アスベスト対策、既存校舎の省エネ化向上対策等により2.3億円、そして、仮設校舎の全部仮設のための経費として1.9億円増加し、現時点での見込みとしましては39.2億円余となっております。
今後、工事費が増える要素としましては、議会から要望があり、実現に向け検討を進めております給食室の拡張に係る費用や多目的トイレの新設、中間教室を2室設置する費用、また、それに係る設計費変更の費用が考えられます。また、昨今の建築資材の高騰や労務費の上昇なども予想されますが、現在、設計会社による実施設計を行っている段階ですので、正確な事業費は実施設計後に判明する予定であります。
また、小諸東中学校区における再編事業での財源の確保につきましては、今後も資材費や労務費等が増えることが予想されますし、芦原中学校区より児童生徒数が多いことなどから、より多くの事業費を要することが考えられます。今回の芦原中学校区の再編事業では、学校建設準備基金から10億円程度の取崩しを予定しておりますが、東中学校区の再編事業では、より多くの基金が必要なことから、9月議会で基金へ4億円の積立をさせていただきました。今後も、財政状況を見ながら計画的な積立を行っていく予定であります。
以上です。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
こちらは、教育長のほうに向いて質問しちゃいますが、市長のほうでした。すみません。
今、市長のほうからご答弁いただきました。基本設計後に判明したキュービクルの更新やアスベスト対策もお聞きしました。既存校舎の省エネ化対策のほうで2.3億円と全部仮設校舎の増加分で1.9億ということですね。総額は今のところ39.2億ということです。さらに今回、議会から5項目の申出があって、環境内容の充実も加わり、さらに物価高騰、人件費などのお話をお聞きしました。現時点ではどのくらい増額になるか分からないということですが、その内容で幾つか質問させていただきます。
財源確保として工事費の内訳なんですが、昨日も同僚議員のほうから質問がありましたが、再度確認いたします。国庫補助金が35%として13.9億、地方債が40%として15.8億、一般財源のほうが24%で9.5億の財源の比率でよろしいんでしょうか。また、交付金算入率をお伺いします。
○議長(山浦利夫議員)
財政課長。
○財政課長(山浦 修君)
事業費における財源確保なんですけれども、今、議員言われた数字なんですが、その内訳につきましては9月の補正時に予算決算委員会のときにお示しした数字となっておりまして、その後、ちょっと若干変更がありまして、先日の一般質問でもお答えしたんですが、仮設校舎が補助対象になりそうだということで、それらも含めた中で現在、こちらのほうで把握している数字でいきますと、事業費39.2億といたしますと、国庫補助金については17.8億円、地方債については14.6億円、一般財源については6.8億円を予定しております。
それらの内訳といいますか、財源の比率なんですけれども、国庫補助につきましては、文部科学省と国土交通省の補助事業を予定しておりまして、それぞれ補助メニューに応じて使い分けをしております。文科省分につきましては、公立学校施設整備費負担金と学校施設環境改善交付金の2種類を活用する予定となっておりまして、いずれも補助率は2分の1となっております。また、国交省の補助事業につきましては、中央西地区都市構造再編集中支援事業として実施をする予定となっておりまして、こちらも補助率については2分の1を予定しております。
それぞれの補助事業の国費が充てられている分の残りのもう半分、2分の1、いわゆる補助裏というんですけれども、そちらにつきましては、借金となりますが、起債が活用できまして、これもちょっと文科省と国交省で分かれているんですが、文科省分の起債につきましては、使える比率、いわゆる充当率というものは90%です。そのうち、毎年返済をする償還金というものがあるんですが、そちらについては、先日の小林議員の中でもお答えしたんですが、地方交付税というところの措置がありまして、その措置率が、要は交付税の計算に算入される率なんですけれども、それは60%となっております。また、国交省の起債の充当率は、文科省と同じく90%で、交付税の措置率は、こちらは20%となっております。残りが一般財源になりまして、起債の充当率の残り10%、全体で見ると5%となっております。それ以外に、国庫補助の対象にならない部分も一般財源で見るような形となっております。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
詳しくありがとうございます。昨日、同僚議員のほうに初めてお話しいただいて聞いて、全部仮設のほうが4億円の補助が出るということで、それは半分ということでしたっけ、半分の補助。
○議長(山浦利夫議員)
財政課長。
○財政課長(山浦 修君)
最大2分の1となっております。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
あと、今、詳しく説明いただきましたが、ちょっとどのくらい増額になるか分からないというところの点で質問していきたいと思いますが、万が一、いろいろ人件費とか資材高騰とかあります。45億、50億となった場合、財源確保をどう想定しているのかということもお考えになっているとは思いますが、先ほどの国庫補助金、地方債、一般財源、同じ比率で考えていいのか。一番怖いのが借金が増えること、一般財源からいっぱい使われて、それこそ東中学校区の基金までなんていうことにならないようにしてほしいわけですが、その辺の想定はできておりますか。
○議長(山浦利夫議員)
財政課長。
○財政課長(山浦 修君)
先ほども申し上げたんですが、事業費がどうなるかというのは、ちょっとまだ不明確なことは言えないんですけれども、増額となった場合、当然国庫補助の比率も増やしていく予定です。ただ、文科省の国庫補助額は既に上限に達しておりますので、国交省のほうの補助事業を活用することになります。また、それに応じて、地方債ですとか一般財源についても、全体の事業費が増加すれば、その分増加することになってまいります。
ただ、国庫補助につきましては、申請すれば必ずつくというものではなく、事業計画書等の申請事務も非常に高度な内容となっておりますので、要望活動も行いながら事業採択となるように努めてまいりたいというふうに考えております。
また、議員おっしゃられるとおり、地方債も借金ですし、一般財源も貴重な基金を使いますので、むやみに増額するのではなくて、しっかりと事業費を精査してまいりたいというふうに考えております。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
今、国交省と文科省のほうの補助金、それ以外、環境省とか防衛省とかいろいろ、防衛省はない、環境省とか他の省庁の補助金メニューなんかはないんですか。
○議長(山浦利夫議員)
財政課長。
○財政課長(山浦 修君)
いろいろ調べてはおりますが、現在予定しているのは、文科省と国交省のみの補助事業です。その2つを使う予定となっております。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
先ほどもありましたけれども、東中学校区の再編事業で財源として考えている学校建設準備基金が今現在4億円ということで、今後増える一方で、取崩しは絶対にないよと約束してほしいんですが、そう考えてよろしいんでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
財政課長。
○財政課長(山浦 修君)
学校建設準備基金は現在14億円ございまして、この芦原中学校の再編事業では10億円を使うふうに見込んでおります。4億円、9月に積立をしたんですが、そちらについては小諸東中学校で使うために積立をしました。また、今後も計画的に積立をしていきたいというふうに考えております。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
では、その4億円のほうは、きっちりこれから基金としてどんどん増えていく一方だということでお願いいたします。
それでは、次の質問へ移ります。
先月、建設関係者との会議に産業建設委員会として出席したわけですが、小諸市の業者の多くは、実績がないためにそもそも大きな事業契約にはじかれてしまうケースが多く、受注は増えることはなく減る一方であり、会社存続に危機感と経営難の実情を訴えられておりました。今回の新校建設業者契約の進捗状況も併せて伺いたいと思います。
質問事項②地元業者が稼ぐことにより、小諸市の財政力向上という相乗効果が期待できるが、今後の発注の仕組みをどのように考えているか伺います。
○議長(山浦利夫議員)
市長。
○市長(小泉俊博君)
お答えをいたします。
市内の公共事業は地元業者に担っていただくという基本的な考え方は、これまでと変わりありません。特に今回の学校再編事業は、事業規模も大きいため、議員が言われるとおり、事業実施に伴う経済効果や地域経済循環も大きいと考えます。
したがいまして、業務の受託に係る参加資格要件につきましては、市内業者が単独で参加できるように、また、共同企業体、いわゆるJVであれば、構成員は市内業者が務めることとしております。その他の要件としまして、市内での経済循環が行われるような地域活性化対策を定めております。
発注の仕組みにつきましては、令和10年4月開校のための工程管理や騒音・振動対策等の施工時に係る課題があることから、施工者が設計段階から関与するECI方式(技術協力・施工方式)の設計技術協力事業者の候補者を公募型プロポーザルで選定する予定であります。この方式により、設計技術協力事業者は、発注者である市と設計業務事業者と協力して施工者の立場から高度な技術提案を行うことで、事業費の縮減や施工に係る課題の対策を行い、確実な工事の完成を図ります。設計技術協力事業者決定後には、本体工事に係る協定を締結し、実施設計の完了後、同事業者と随意契約を行う予定であります。
以上でございます。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
JVの方式などをお聞きしましたけれども、ぜひとも大きな事業なので、業務委託先に地元業者が単独またはJVで参入していただきたいわけですが、現在、プロポーザルに参加予定の会社がどのくらいで、賃借契約の決定の見通しはどうか伺います。
○議長(山浦利夫議員)
財政課長。
○財政課長(山浦 修君)
選定の関係なんですけれども、公正公平な審査を行うため、参加事業者についてはお答えすることは、ちょっとすみません、できませんのでご容赦いただければと思います。
プロポーザルの審査日なんですけれども、今月12月22日を予定しております。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
じゃ、細かいことは言えないけれども、もうすぐ決定ということで、はい。
建設施工業者が決まり、次は様々な発注ですね。土木、塗装、電気、設備、造園、備品、IT関係などいろいろあるわけですが、元請業者から地元業者への下請とか孫請を引き受けるという発注ですけれども、たくさんの発注をいただきたいわけですが、何か決まりなんかはあるんでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
財政課長。
○財政課長(山浦 修君)
元請から下請への発注の決まりというのは特にないんですが、今回の工事の関係では、発注といいますか、市内に活性化対策を行うことを、例えば下請ですとか様々な業務を、市内業者が製造した建築資材を市内で購入するだとか、そういった役務の提供などといった要件を付けてございます。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
要件があって、何十%が発注しなければいけないとか、そういう決まりはないということですね。今までもそういうのはなかったわけですかね。
○議長(山浦利夫議員)
財政課長。
○財政課長(山浦 修君)
今回、工事の受注については、単体でも共同企業体、いわゆるJVでも受けることが可能なんですが、例えばJVで受けた場合、最低構成比率というのが30%になりますので、その工事費全体の30%以上が共同企業体構成員である、市内事業者しか共同企業体構成員にはなれませんので、市内で市内業者に配分されるということになります。
もう一つ、元請がもし単体だった場合、最低1割以上の費用を市内において支出することを要件としております。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
そうすると、ぜひJVで30%獲得したい思いですよね。30%というと、39.2億だとしたら11億以上ですものね。
ぜひ、地元業者が多くの発注を受けられる仕組みも小諸市として考えていただきたい思いなんですが、全てはこれからも地元業者に安定的な経営をしてもらうため、同時に市の財政力向上のためだと考えますが、どう思われますでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
財政課長。
○財政課長(山浦 修君)
おっしゃるとおり、財政力向上には市内に業務を出すことは、ひいては市への税金として戻ってきますので、財政力は上がってくるというふうに考えておりますので、なるべく多くの業務を市内事業者にやっていただくような発注の仕組みにしていきたいというふうに考えております。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
それでは、次の質問にいきます。
要旨(3)地域の活性化について。
近年、持続可能自治体が話題になっていますが、どこの自治体も様々な方法で地域の活性化を図り、選ばれるまちとして生き残れるか必死に考えていると思います。小諸市は、全国の住みよさランキングの上位という成果でも分かりますように、行政の政策や市民の力に大いに支えられていると感じます。今回は、学校を取り巻く環境として地域の活性化をさらに進める必要性があると感じた中で質問いたしたいと思います。
質問事項①各学校の特色や地域資源を小諸市の宝として取り扱い、継承につなげるような取組はなされているかお聞きします。
○議長(山浦利夫議員)
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
お答えいたします。
議員ご指摘のとおり、子どもたちが自ら生まれ育った小諸に誇りを持ち、その未来を担う人材へと成長していく上で、各学校の持つ特色、それから私たちが暮らす地域の豊かな自然や歴史や文化といった資源を教育に生かしていくことは、極めて重要であると認識しております。
昨年12月に策定した第3期小諸市教育大綱においても、施策「生涯学習」の中で、ふるさと学習の推進、郷土愛あふれた子どもの育成を掲げ、ふるさとを愛し大切に思う、郷土愛あふれた子どもの育成を図るため、小諸の歴史的・文化的なお宝や自然のすばらしさなどを体験しながら学ぶ、ふるさと学習を推進することとしております。
各小中学校における具体的な取組しましては、教育課程の中で「こもろヒストリー」、「こもろアート」などの副教材を活用しながら学区の特性を生かし、ふるさと学習に取り入れております。また、文化財・生涯学習課の職員が資料等を持参して学校に出向き、身近な郷土の歴史・文化に直接触れて学ぶ機会を設けたり、バスを運行して地域の歴史的・文化的なお宝や自然のすばらしさなどを現地で体験する機会を設けたりといった取組を積極的に行っております。
以上です。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
今日は午前中からこのふるさと学習、いろいろな同僚議員がさせていただいていましたが、この継承という点でも今日は何かつながっている質問がずっとありまして、小諸市で育った子どもたちがたくさんの地域の宝を学んで知って、ふるさとの良さを実感してほしいんですけれども、私なんかは、子どもの頃、たくさん児童生徒がいたせいか、あまり自分の地域だけしか知らなかったみたいな、今はいろいろふるさと学習やそういうことがあるとは思いますが、そんな中で、継承者として育つ人材も子どもたちに期待している声がたくさん聞こえてきます。
そこで、次の質問にいきます。
質問事項②学校・地域・各種団体をつなげるような地域コーディネーターの必要性や役割をどのように認識し、考えているか伺います。
○議長(山浦利夫議員)
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
議員おっしゃる地域コーディネーターの必要性についてでありますが、教育委員会としたしましても、その重要性は大変強く認識しております。これまで本市が推進してまいりましたコミュニティ・スクールは、地域と学校が連携・協働するための基盤となっております。しかし、学校現場においては、地域連携の必要性は感じつつも、日々の多忙な業務の中で、地域との連絡調整に十分な時間を割くことが難しいという状況もあります。
子どもたちの学びを一層豊かにするため、また、教職員の負担を軽減し、教育活動に専念できる環境を整えるためにも、学校のニーズと地域が持つ多様な資源を効果的に結び付ける専門的なつなぎ役、すなわち地域コーディネーターの存在は不可欠であると考えています。
現在、市内におきましても、地域の有志の方々等がボランティアとしてこうしたコーディネーターに近い役割を担ってくださっております。大変ありがたいことであります。このつなぎ役の機能を全市的に、そして持続可能な形で確保していくことが重要な課題であると捉えております。先進自治体の事例も参考にしながら、本市の実情に合った地域コーディネーターの育成や配置の在り方について、具体的な取組を進めたいと考えています。
以上です。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
ただいま教育長から小諸市に合った形を考えていきたいということ、すごくそれは私も思います。
それでは、再質問させていただきます。
小諸市の宝として知っておきたい知識や地元の誇りとして残したい形の取組として、幾つか質問させていただきます。
私が考える地域コーディネーターの役割としては、学校と学校を結び付けたり、学校や地域ですね、先ほどボランティアの方もいらっしゃる、あと各種団体いろいろありますが、そこをつなげてくれたら本当にうまく回るんじゃないかなというところで、具体的に何点か質問させていただきます。
絵画の分野で有名な小山敬三美術館、白鳥映雪の高原美術館との係わりとして、絵画に興味を持ち、将来の画伯の卵となるような子どもを育てたいという期待も込めて、学校と美術館の連携というのを地域コーディネーターにお願いするというのはいかがでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
ありがとうございます。
今、議員から出た1つの例を聞きましたけれども、本当に重要なことだと思います。小諸には小山敬三はじめ白鳥映雪、そういった代表的な画家がいらっしゃるということも含めて、今の子どもたちがそういったことを知らないということも当然あるかもしれません。そのために、先ほど教育長の答弁でも申し上げました、こもろアートというものを副読本として作って、中学1年生に配布して今、活動いただいているということであります。
ただ、そうはいっても、実際、生のというんでしょうか、実物を、絵画をその美術館に行って見て感じるものというのは、全然写真とか画像で見るよりも、やはり「百聞は一見にしかず」じゃないですけれども、そういったものは本当に必要なことだと思っています。そんなことを含めて今、文化財・生涯学習課では、とにかく学校に学芸員が絵を持ち込んで、もちろん実際の絵を見てもらうということもやっていますけれども、それと並行して、各学校の子どもたちに美術館へ来てもらって、実際、本物に触れてもらって感じてもらうということを含めて、バスの運行もしたりしております。そんなことを継続的にやっていくために、やはりそういったコーディネーター役の方がいるといないとでは、全然違うというふうに思います。
あと、それぞれ学校のバランスというんでしょうか、今の先生が、例えばそういったことを本当にやる気のある先生がいる学校は積極的にやるでしょうし、そうじゃない学校はなかなか足を運びづらいということもありますので、そういった不均衡を是正するためにも、やはりコーディネーターという存在は非常に大事だと思っていますので、そういったことも1つのご提案として前向きに検討していきたいなというふうに思います。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
今の次長のご答弁、よろしくお願いいたします。
次に、懐古園の説明や島崎藤村の「千曲川旅情の歌」の暗唱など、先日、坂の上小学校の3年生の児童による観光客へのガイドの話が話題になっておりますが、全ての学校がそういうことができればいいなと思うんですよ。そういうのを地域コーディネーターがやって取りまとめてくれたりすれば、みんなが学べるかなと思うんですが、それについてはどうでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
こちらについても、やはり先ほどの絵画と同じことが言えると思います。今度、芦原新校が開校すれば、もちろん現在、坂の上小学校の3年生がやっているそういった懐古園のガイドについても、1つの学校として今度は新校の中でほかの学校にいた子どもたちもそれについては、ああ、そういうのいいねということになって、それが新校の中で全部の取組として広がっていけば、本当にうれしいことだというふうに思います。
なお、この東学校区も含めて、そんなことの東中学校区ならではのそういった取組が、またこれも共通してできれば、よりいいかなというふうに思いますので、そういったことも含めると、やはり全市的な調整をするというコーディネーターはやはり必要だなというふうには感じております。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
それでは、音楽のまち・こもろとして何点か聞きたいと思います。
先ほど午前中でしたか、同僚議員の小室節のほうはお聞きしても、これは今年始まっているということでとてもうれしい限りなんですが、あと、合唱部なんかも合同でできないかなという、それも学校と学校をつなげる、そういうのって先生とかプレーヤーたちじゃできないことなんですよね。だから、地域コーディネーターがいたらいいんじゃないかなと思うんですね。
あと、野岸小学校の管楽部、本当に音楽のまち・こもろを先頭に立って引っ張ってくれて今まできています。とてもすばらしい人材が育っているんですけれども、人数がとても減っちゃっているんですね。存続で人員確保ということもありますし、指導者や子どもたちに提案してくれるような、こういう方法もあるよと、こういう一緒にやる方法、そんな相談に乗ってくれるという依頼も必要かなと思うんですね。その辺については、音楽のまち・こもろの関係ではいかがでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
現在、中学校では、議員ご承知のとおり、部活動の地域展開という形で、長野県では令和8年度末までには地域への展開が終わるようにということで、それぞれ県下統一的な取組がなされております。それも関係することになるんですけれども、スポーツだけではなくて、文化・芸術の部門、例えばさっき話が出たように、合唱であったり、吹奏楽であったり、中学になると演劇なんかもあったりするんですが、そういったものも例外なく、地域の展開がなされていくということになります。
一方で、小学校も今、具体的に出ましたけれども、野岸小学校の管楽であったり、美南ガ丘小学校の合唱であったり、上位の大会にも進んでいくような活動がされているということも一方で事実です。これについては、部活動ということではないんですけれども、やはり以前から各学校の誇りとして大事に育てられてきて、現在も継続されているという大事な活動の1つでもありますので、中学校の部活動の地域展開とほぼ歩調を合わせて、そんなことができればいいかなと。
それには、やはり誰か先導していくような、それが地域コーディネーターということになろうかと思いますけれども、そういった存在が大きいかなというふうに思っていますので、それも今まで出た絵画であったり、藤村であったりも含めてそんな方の存在ということを、重要性はこちらも承知はしておりますので、何とかそういった方の活用といいますか、そういったことも含めて検討していきたいと思います。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
学校と地域と行政をつなぐ地域コーディネーターと私は考えます。だから、私のちょっと提案なんですけれども、この人材というのは、教育委員会の職員から選出されてもいいんじゃないかなと思うんですね。引継ぎも順次できますし、民間にしてしまうと、やはり次は誰という高齢化問題も出ていますけれども、職員にすると引継ぎもとてもいいと思いますし、持続可能かななんて思いまして、そういうことを取り入れている自治体が増えています。小諸市としては、そんなような方向はいかがでしょうか。
○議長(山浦利夫議員)
教育次長。
○教育次長(安藤貴正君)
この近くでも、例えば上田市なんかは、上田の市役所にいわゆるこの地域コーディネーターというような方がいらっしゃって、学校に出向いて行ったり、あるいはコーディネーターが中心となって関係する方を一堂に集めて、情報共有ですとか、各種事例発表なんかもしているという例を私も聞いております。できれば、理想的にはそんな形がいいのかなと思っています。
あと、職員がというお話も今、議員からご提案いただきましたが、もちろん正規職員でなくても、現在、教育委員会には指導主事という立場の会計年度職員の身分でおりますので、そういった方でもいいかと思うんですが、各学校にどうしても配置してしまうと、なかなか他校との連携であったり、情報共有であったりということはなかなか動きづらいのかなということを考えると、教育委員会に配置するというのも1つの方法でもあると思いますので、それも含めて検討させていただきたいと思います。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
検討ですか。
最後に、現在の小諸市のまちづくりにも、人と人、人と企業を結び付けてくださる核となる方がいらっしゃると思います。私が考えるこの地域コーディネーターも、学校と地域をつないだり、学校と学校をつなぐ核になる人の存在です。学校と地域振興との現状把握とともに、子どもたちや指導者にアイデアや提案をいただけるコーディネーターがいることが、本当に将来、小諸市の宝である様々なものや人の継承につながると考えますが、いかがでしょうか。教育長。
○議長(山浦利夫議員)
教育長。
○教育長(山下千鶴子君)
おっしゃるとおり、ありがとうございます。
やはり人であるということを私も認識しております。人を大事にしながら、できれば教育委員会、指導主事はじめ援助してくれる係、職員を雇用できれば、一番ありがたいなと思います。そんなことも考えたいし、また、現在も各小中学校、小学校が中心ですが、コミュニティ・スクールの関係でコーディネーターがおります。でも、どちらかというと教頭先生が主導してしまう、どうしても地域の方たちはお仕事を持ちながらという方が多いので、なかなか難しいところがありますが、そういう方たちの存在も大事に考えながら、これから進めていかれたらと思っています。ありがとうございます。
○議長(山浦利夫議員)
中村美奈子議員。
○2番(中村美奈子議員)
行く行くは地域の活性化につながることです。よろしくお願いいたします。
以上で質問を終わります。
○議長(山浦利夫議員)
以上で、2番、中村美奈子議員の質問を終わります。
